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アーヘン [ドイツ思い出の街角]

2007年6月

ドイツは日曜日はたいがいのお店は休みである。
デュッセルドルフからは車でアウトバーンを走ると30分くらいでオランダまで行ける。
オランダは日曜日もお店が開いているので、買い物がしたければ、オランダまでひとっ走りすれば買い物ができるのだ。
この日はオランダのローモンドのアウトレットを覗いて、マーストリヒトを経由してドイツのアーヘンへドライブ散歩に行った。アーヘンの大聖堂には感激。ケルンの大聖堂も壮大だけれど、私はこちらもなかなか見ごたえがあった。

大聖堂前の広場ではみなビールやお茶を楽しんでいる。

街角にはこんな噴水が。




マウルブロン [ドイツ思い出の街角]

2007年6月

カールスルーエとハイルブロンの間の位置するマウルブロンという村。

12世紀ごろに建てられた修道院がある。世界遺産である。
この日真夏を思わせるような日差しの中、石造りの回廊の中はひんやりして
大昔の空気をそのまま残しているようだった。





Monschau モンシャウ [ドイツ思い出の街角]


2008年5月のお話
私が到着して、翌日からドイツは3連休。
本当にお天気が良くて美しい季節。

ベルギーとの国境にあるモンシャウという村へお散歩に・・。


モンシャウ





ドイツとベルギーの国境近くの小さな村、モンシャウ・・地名もフランス的・・
途中、道なりに~車はベルギーに入ったり出たりしながら到着。。
村の奥までは車は入れません。
小さな小高い山に囲まれたこの村はRur川(ルル川?)が流れ、気温も都会より
1、2度ほど低い感じ。
さわやかな風が流れていました・・

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この広場に面した、時計のついた教会の下にある白い建物、
Flosdorffというレストラン。・・2年前の夏息子が父(夫)を訪ねてきたとき、ランチに立ち寄った
お店だそう。なんてことない普通のレストラン。
そのとき、初めてのひとりヨーロッパ訪問、ベルギーまで迎えに来てくれた、父とはじめて入ったレストラン。
8ユーロ「本日のランチ」に 「うまい!うまい!」と父のフライドポテトまでペロリとたいらげた・・
という旅の思い出の場所。
さて、母(私)もその同じ場所を訪ねてみました。
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お腹がすいていた私は初の白アスパラ・シュパーゲル料理。
一目散に食べていたら・・写真を撮り忘れ・・
こんな途中の写真しかなくて・・でも、なおさんわんぽこ日記のリクエストにお答えしてアップ・・
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お腹がいっぱいになって・・
モンシャウのお散歩を続けます・・
モンシャウは古い石畳の小さな村。
お休みの日にもかかわらず、おみやげ物屋さんを始めお店が開いていて
ひっそりとした場所に位置していながら活気もある村でした。
夏の装いの観光客もいっぱい、のんびりお散歩を楽しんでいました。
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石畳の細い道にこんな観光客用にオープンカーもゆっくり走らせていて・・
観光に力をいれているですね・・
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小高い山に上には12世紀の城跡がいくつか見えます。
上ってみると景色はこんな感じ。
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かわいらしいモンシャウの村や、この後行く湖の見える場所で休憩しながら・・
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湖のある Eifel アイフェル国立公園へ足を伸ばします・・
泳いでいる人もいたりして・・ああ・・ヨーロッパの人ってちょっと気温が上がると
すぐ泳ぎだすのよね・・・・タンクトップの女性も私が見たところ80パーセントは超えてたかも・・・
私は日陰に入ると薄いカーデーガン羽織ったりしていたのに・・。
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帰路は菜の花の黄色い絨毯の中をドライブ・・
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こんな菜の花畑 プラス 風力発電・・の風景がしばらく続きました・・・
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Soest ゾースト [ドイツ思い出の街角]


2008年5月のお話


先週末のドイツ3連休のお散歩。
夫は私が行ったことがない街をいろいろ案内してくれます。

城壁に囲まれた中世の産業都市、ゾーストへ。
数時間もあれば見て回れる小さな街でした。



Soest



旧市街を環状に取り巻く城壁の様子。
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お散歩の開始
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11世紀~12世紀に建てられたロマネスク様式の聖パトロクリ大聖堂
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教会の中では宗教行事が行われていました。
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街の中心マルクト広場
この日も気温が高かったので、アイスクリームを食べている人が目だった・・
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広場に面して、木組みのかわいらしい建物が並んでいます。
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このマルクト広場に面したホテル 「Im wilden Mann」イム・ヴィルデン・マン(=ワイルドな人・・?)
建物の3階あたりにこんなワイルドマンの人形が・・!鬼のような格好で怖い人が睨んでいます。
守り神かしら・・?
少しアップするとこんな感じ。
このホテル、どんな人が泊まるんだろう・・?
私たちはあんまり強そうな人達じゃないんだけれど、ここでお昼を食べることに・・
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私が食べたものは(左)Flammkuchen・・ピザ生地のような薄いパンの上にヨーグルトソース、鶏肉、トマト、たまねぎ、チーズを
乗せて焼いたもの。夫のは(右)豚肉のカツにきのこのクリームソースをかけたもの。
両方とも「小腹が空いた方用のメニュー」からオーダーしましたが、十分お腹いっぱい。8ユーロ~9ユーロ。

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ヴィーゼン教会(修復中)
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「最後の晩餐」のステンドグラスがあるということで中へ入ってみました。
ステンドグラスが美しい最後の晩餐・・。残念ながら撮影は禁止でした。
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教会の外の静かな木陰のベンチで小休止・・
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家々の窓辺の花やかわいい家並みを見てお散歩するだけでも楽しい・・!
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Münster ミュンスター [ドイツ思い出の街角]


2008年5月のお話

ちょっと肌寒くなってしまったドイツから~

その前の週の三連休の様子を。
その日も本当に気持ちの良い初夏だったのです。
ゾーストからの続き・・ミュンスターへのお散歩です。


ミュンスター




ミュンスターは「三十年戦争」の和平条約「ウェストファリア条約」が発布されたところ。
遠い昔、世界史の教科書に出てきた名前だけは記憶に残っています・・・~~??
・・とにかく
歴史の舞台になった中世の香りが残る北方ルネッサンス様式の優雅な建物が建ち並ぶ
なんとも雰囲気のある街並みです。


歩行者天国になっているLudgeristr.も、Prinzipalmarkt もこの日、月曜日祝日の夕方、人出は少なかったです。
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ランベルティ教会
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Dom 大聖堂・・13世紀の大聖堂はドイツの代表的なゴシック様式の建築物のひとつになっているそうです。
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大聖堂の中
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大聖堂内部の天文時計(必見だそうです)
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祝日だったのでお店も閉まっていて、ちょっとさびしい感じでしたが、
土曜日だったらきっとすごくにぎわっているのでしょう。
けれど、北の方のドイツの建物の特徴が出ていて、散歩には楽しい街並みでした。
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フロイデンベルグ Freudenberg [ドイツ思い出の街角]

2008年5月お話


ドイツの家並みって、可愛らしいパステル調の家並みがイメージだったり、
赤い屋根がとっても印象的だったりするんですが、

この日はグレーの屋根に白い壁のコントラストが美しい木組みの家が整然と並んでいる街
フロイデンベルグに行ってみました。[車(セダン)]



フロイデンベルグ Freudenberg






まず、その街を見渡すのに絶好の場所に登ります。
街の北東の小高い丘にある保養パーク kurpark です。
小高い丘には階段がついて、周りに可愛いお花がいっぱい咲いていました。
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お花の香りに包まれて・・ゆっくり上がっても15分ほどで登れだでしょうか・・。
てっぺんは綺麗に花壇が作られていて整備されていました。
こんな所でお弁当を食べたかったなぁ・・と思うほど気持ちの良い場所でした。


ここがモノトーンの木組みの家が整然と建ち並ぶ街、フロイデンベルグです。
・・この眺めとても綺麗でした。

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私達が上がっている間2組の夫婦にしか出会いませんでした。
静かで観光客もあまり来ないところなのでしょう。

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これだけまとまって並んでいると、おとぎの国へ来たようでとっても美しいですね。

さぁ、
下へ降りて街の中を散策してみます。

Marktstr. Mittelstr. Unterstr. の3本の通りを中心とする200m四方の小さな街です。
日曜日だったのでとても静か、とても綺麗で整然とした村でした・・
時折、ツーリングのグループを見かけました。
そういえば、ドイツはどこへ行っても夫婦ツーリングのグループをよく見かけましたね。

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大きな建物もなく、小さな村はゆっくり歩いても20分もあれば周れてしまいます。
小さな何も無い街をゆっくり歩くのも楽しいものです。
お昼はこの可愛らしいカフェレストランで。
と言うか、開いているお店はここらへんしかありませんでした。

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ツヴィーベルシュニッツェルとサラダ
ウィーン風カツレツの上に香ばしく炒めた玉ねぎがのってました。

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フロイデンベルグは。。。
デュッセルドルフからは車で1時間半くらい。
[電車]Kölnケルンから電車でSiegenジーゲンまで1時間半。
そこからバスで30分。でも行けるようです。


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königswinter ケーニヒスヴィンター [ドイツ思い出の街角]


2008年5月のお話。両親が来ていた時のこと。

モノトーンの木組みの村フロイデンベルグ(前々記事)でお昼を取ったあと、
ラインの流れを山の上から見てみようとケーニヒスヴィンターに車を走らせました。


königswinter ケーニヒスヴィンター




ライン川右岸には7つの山々があり7Siebengebirgeジーベンゲビルゲと呼ばれています。
この辺り、ドイツ葡萄栽培の北限に位置するそうです。

ジーベンゲビルゲのふところにある町ケーニヒスヴィンターから出ている登山電車で
Drachenfels ドラッヒェンフェルス(竜の岩山)へ。
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この登山電車で10分ほどで頂上まで上がって行けます。

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頂上からはライン川や対岸の素晴らしいパノラマが見渡せます。
山の上から見たライン川・・
お天気もよく気持ちの良い眺めでした・・・

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ライン川沿いには大小、古い廃墟やお城跡がいっぱい点在します。
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頂上のカフェで休憩した後は、また登山電車に乗り、中腹にある「竜の城」で途中下車。
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登山電車の途中下車は無料ですよ・・ということだったので降りてみたのですが、
綺麗に整備されたお庭を少し散歩し、お城の中の見学はなし・・。これで入場料を取られたのには
ちょっとびっくり。
でも、ディズニーランドにありそうな・・美しいお城の外観ですね。
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下へ降りてきて・・
ケーニヒスヴィンターの街

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ライン川です。
流れがキラキラ~~[ぴかぴか(新しい)]




タグ:ライン川
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ケルンの大聖堂の上から・・・ [ドイツ思い出の街角]


2008年8月


これは前回5月に訪れた時のケルンの大聖堂の写真。
この時は私の両親と一緒。3人で訪れました。
この日はお天気が悪く、肌寒かったのですが、この立派な大聖堂を見て喜んでくれました。
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でも80才の父と、70才の母はこのドームの上まで上るのは無理。
「昇っててきていいわよ。」と母は言ってくれましたが、お天気も悪かったし
待たせるのも・・と思い、次来ることがあったら絶対昇ってみよう・・と思っていました。


昨日は朝からすっきり青空が広がって、暑い一日になりました。
そして、午後から半日のちょっとした一人旅に出ることにしました。

デュッセルドルフからケルンKöinまではRE(普通急行)で30分です。
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30分後、ケルン駅到着。ちょうどお散歩にはいい距離♪ 往復18.6ユーロ・・これはお散歩には
ちょっと高い・・!
(お得情報: 3人以上5人までのグループだったら、グループチケットで往復24ユーロです。)s2.JPG


ドイツを代表するこの巨大な大聖堂は着工したのが1248年~
そして、300年もの中断期間を経て、完成したのは1880年。
ケルン中央駅を出ると、この大聖堂は目の前にそびえ立っています。

私はこのケルンの大聖堂に訪れるのは3回目。 3度目の正直で・・ここに昇ってみました~~
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塔の高さは157メートル。展望台の高さは100メートル。階段は509ステップ。
昇って降りて、30分かかると書いてあります。入場料は2ユーロ。

薄暗い階段は、上りも下りも一緒。
メタボチックな老若男女が汗をかきながら、狭い途中で休憩しながらハアハア・・言ってる。
だから、窓が開いていないこの狭い階段は、夏場結構匂う・・
私は結構元気に昇れました・・!
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中腹のほんの少しの塔の隙間から・・・
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さらに上へ行くには最後はちょっと近代的な階段。
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ここが人が昇れる一番上~~地上100メートルに到着!
下にはライン川、そして橋の手前に見えるのは、聖マルティン教会。
網の隙間にカメラを入れて撮影。
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立派なゴシック様式の塔の先っぽはまだまだこんなに天高く伸びています・・・
そう、この展望台・・足元もきちんと見えないようになってますが、
横を向いても、上を向いても、すべて網で覆われていました。これ、高所恐怖症の人にはとっても
安心感を与えてくれるものなんですが、開放感には欠けてしまって・・
ちょっと、ちょっとがっかりかも[たらーっ(汗)]でも、これでよじ登ろうとする人は食い止められます。
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ライン川を渡ってきて、もうすぐ駅に着くICEが写っています・・
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もう少し川を向こうへ下っていくと、デュッセルドルフでしょうか。
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いつも下から仰いでいた塔の先がこんなに真近に見えるのもちょっと感動ものです。
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展望するところはぐるっと1周こんな風になっていますが、やっぱりここにも、途中の階段にも
落書きでいっぱいです。
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降りる時はだいぶ楽ですが、ぐるぐる一気に降りていったらちょっと目がまわってしまいました・・
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降りてきて、下から見上げるといこんな感じ。展望したのは、右側の南塔。
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ひんやり涼しい大聖堂の中は観光客でいっぱいでした。
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「バイエルンの窓」と呼ばれるバイエルン王ルードウィヒ1世が奉納したステンドグラス。とっても綺麗でした。            
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たくさんの人たちであふれかえっているホーエ通り。
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ちょっと方向音痴の私は無駄にいっぱい歩きました。
こちらへ来て、毎日たくさん歩いているので、よく眠れます・・・[眠い(睡眠)]


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リンツ  ライン川沿いの街 [ドイツ思い出の街角]

2010年3月中旬[曇り]

石畳の緩やかな上り坂をゆっくりと上がっていく。3月中旬のドイツはまだまだ冬空でどんよりと暗かったな。
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リンツLinzというとオーストリアの第3の都市リンツが有名・・そしてスイスのチョコレートのリンツLindtが思い浮かぶけれど、ここは日本人観光客にはあまり馴染みのないドイツのライン川沿いの小さな街、リンツ アムライン(Linz am Rhein)。メイン通りもこの1本だけ。日曜日だから閉まっているお店がほとんどで、ゆっくりとお散歩する人だけ。

このリンツの街も古い家並みが残されている。季節も良くなれば観光客も来るでしょうから、家は大切に保存されて、このお店は窓辺に綺麗に花が飾られていた。
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4~5分もゆっくり上っていくと、マルクト広場。ここはかわいいカフェが何軒も開いていたけど、やっぱりこの頃は寒くて外でお茶する人はいなかったわね。この日はアイスも寒くて・・・。
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ちょっと変わったミントティー色の家。葉っぱのない木々も今ごろは綺麗な緑色で茂っていることでしょう。
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マルクト広場の先を一回りすると街はもうおしまい。
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引き返してきて石畳の坂の途中にあった一番可愛らしいカフェでお茶タイム。お店に入ったのは確か3時半を過ぎてもう4時近かったかも。この日は車でライン上り、下りのドライブをして最後に寄った街がこのリンツだった。私は最後にドイツらしいお菓子を食べたいと思っていたのでこのアップフェルシュトゥーデルとミルクコーヒーを。そして甘いものが苦手な夫はコーヒーのみ注文。 
このお菓子はアツアツのアップルと冷たいアイスが程よい温度に調節してくれた。このお店も、ケーキにグサっとフォークをさして持ってくるサーブの仕方だった~ 
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カフェで休憩したあとは、街の入り口まで戻ってきて、写真右手の城壁跡をくぐってライン川へ出る。
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ちょうど街の出入り口前には渡し船。ライン川もどんより・・。これでしばらくライン川を見納めの日。そう、この日は私が日本へ帰る前日だったんだわ。
さぁ、我々も、帰路につかないと!ここからデュッセルドルフの自宅まで車で1時間半ぐらい。
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季節はもうすぐ春っていう頃だったね・・。

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リンツ



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コッヘム Cochem モーゼル川沿いの街 [ドイツ思い出の街角]

2009年6月初旬のお話[曇り]



モーゼル川はライン河最大の支流。フランス東北部のボージュ山地に源を発し、ナンシー、メスなどを北へ流れる。ルクセンブルク、ドイツ国境を流れたのち、ドイツのコブレンツでライン川に合流。
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ドイツではトリアーTrier からコブレンツKoblenz まで
葡萄畑やその丘に立つ古城、点々と現れる小さな街・・その中を静かに流れる川。
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この日、デュッセルドルフからの日帰りドライブ。
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モーゼル川クルーズの観光船も行ったりきたりする。
コッヘムからトラーベン・トラールバッハまで小さな街を停まりながら5時間近くかかるのね~。車だったら30分くらいなのに。
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停まっていた観光用の船の中。ここでお茶ができるのね。
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車を停めて立ち寄った街はコッヘム Cochem。 数ある小さなモーゼル川沿いの街の中ではこれでも比べれば大きい街。 山の上に古い立派なお城が目を引く。
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コッヘムは葡萄畑に囲まれた小さな街なのだけど、街の南側にある小高い丘の上に立つライヒスブルグ城(コッヘム城)に象徴される。
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川沿いからコッヘムの旧市街へ入っていくと・・
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かわいい木組みの家並み♪ やはりここはモーゼル観光のひとつの拠点となっているよう。
ドイツらしい家並み、川、お城、そしてレストランもあって・・ちょっと観光するにはちょうどいい街かもしれない。
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観光客もけっこういたわね・・。
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モーゼルワインの里だから、ワイン屋さんがいっぱい。
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小さな路地にもお土産物屋さん。
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お城へ続く上りの路地を上がっていく。その両側にもワイン屋さん。
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さっき、河畔から丘の上に見えていたライヒスベルグ城(コッヘム城)が見えてきた。
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11世紀に築城されたお城だけど、1689年にフランス軍により破壊されて、現在のこの後期ゴシック様式の城は19世紀に復元されたそう。
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こんな大砲がモーゼル川を見下ろしている。 
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その昔、ここでも戦いの歴史があったんだな~と、この静かなモーゼルの流れを見ていると不思議な気がした。
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周りは一面、葡萄畑。確かに、ドイツを代表するモーゼルワインの故郷だわ。
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この日はあいにく曇り空でどんより・・・
くねくねと、今も昔も川は山間を流れている。
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モーゼル川周辺を旅するのは実に23年ぶりだった。

こんな瞬間、、、

母なる大河、ライン河とはまた一味違う穏やかな流れを見つめながら、同時に時の流れも感じつつ、変わらない光景との再会に、またドイツに来れる喜びでいっぱいだった気がする。
丘の上から見るモーゼル川はとっても綺麗だった~。
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ドイツ コッヘムCochem



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エルツ城 思い出の確認をしに・・。 [ドイツ思い出の街角]

昔の記憶って時に鮮明だったり曖昧だったりする。ちゃんとした記録を残していなかったから、20年以上もたつと曖昧なことはかなり多い。たくさんの小さな街も旅をしてきたから、その曖昧さはなおさら・・。

あの街を訪れた後、どこへ行ったんだっけ?ホテルはどんな部屋だった?食事はどうしたっけ?なんてことは、我々夫婦の会話にしばしば登場する。そして面白いことに、記憶の鮮明さはそれぞれ違うシーンだったりすることもあるのでお互いの記憶の埋め合わせができたりね・・。


今から24年前、夫の最初の駐在地だったベルリンに滞在中、ドイツ国内あちこちを巡るドライブ旅行をした。
モーゼル川沿いをトリアーまで行き、引きかえして、モーゼル川沿いの美しい木組みの街ベルンカステルに泊まった翌日の朝、山と森の渓谷の中にひっそりとたたずむ美しいを訪れた。
そのお城は当時の西ドイツ通貨500マルク札の裏に印刷されていたエルツ城。ノイシュバンシュタイン城、ホーエンツォレルン城と共にドイツ3大美城の一つと言われているんですって。

モーゼル川から車で山に入っていく。私の記憶では20分くらいだったと思うが広い駐車場があらわれて、そこに車を停めて歩いていった。
観光客は誰も居ない。朝霧の中、私たちだけの目の前にその深々と生い茂る緑の中におとぎ話に出てくるようなお城が現れたのだった。


・・・・と私は24年前のその時のことを記憶している。



しかし、一緒だった夫はその24年前のことをすっかり忘れていたらしく、「エルツ城って行ったっけ??」なんて昨年(2009年)、そんなことを聞いてきたのだ。


ここからは昨年2009年6月7日のお話。

デュッセルドルフからモーゼル川方面へ日帰りドライブ旅行に行った時のこと。モーゼル川沿いのコッヘムの街(前回記事)に立ち寄った後、「昔行ったはずのエルツ城に行こう。」ということになった。いえ、行ったはず・・ではなく、確かに行ったことのある場所なのだ。

24年前はス~っと駐車場まで行けたのだったが、”Burg Eltz”案内板をたよりに今回はずいぶん時間がかかってしまった。
エルツ城へは山に入った道の違いでいろいろな行き方があったようだ。
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モーゼル川から車を走らせること約1時間・・・、緑深い山奥の城にやっと到着~。

それがこの写真。6月初旬のこの日はお天気が悪くて、肌寒かったな。

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ズームしてみると、観光客がいるのわかりますね。お城の内部ガイドツアーもあるようです。
でも、私たちはここから眺めるだけ。だって、ここは深い谷になっていてお城に行くのに、ずいぶん徒歩で降りていかなくちゃならないんですもの・・。・・・ということは、帰りはこの山を上ってこなくちゃならないしね。
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見ている所には、こんな十字架があった。昔来たときはこれはなかったような・・・・う~ん、忘れているのかもしれない・・。
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ちょっと目を横に移すと、こんな廃墟のようなものもあった。昔の見張台だったのかな~なんて考えたり。
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エルツ城はモーゼル川の支流、エルツバッハ川沿いの山中に位置する。12世紀の建造以来、一度も陥落したことがなく、500年以上もの年月をかけて建設された姿は完成後500年、そのままの姿を留めているんだそう。
岩山の上に複雑に入り組んでそびえ建ち、切り妻屋根の建物、張り出し窓、塔などから成る城は、ドイツで最も美しい城砦の一つなんですって。エルツ家の家系は800年以上も途絶えることなく続いていて、現在の城主は33代目だとか。

まるで昔読んだおとぎ話の中に出てくるように、美しい・・
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これが24年前に訪れた時に撮ったお城の写真。 あるんですよ~
1986年7月25日撮影
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800年以上もの歴史を積み重ねてきたお城。

我々は24年ぶりの再訪。

いろいろとあった24年だけど、このお城の歴史からすればわずかな年月・・。

当たり前だけど、、
やっぱり変わらないね・・と確認。


ドイツ エルツ城



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