New York 9.11に寄せて [昔の海外回想録・その他の国や街]
1998年春休み ニューヨークでの思い出の写真
WORLD TRADE SENTER ツインタワー
自由の女神
2001年9.11
ニュースステーションをつけていたテレビから目を疑うような光景が飛び込んできた。
LIVE でWorld Trade Senter のビルに飛行機がぶつかって燃えている・・・
まだテロだという認識もなく、「大変な事故がおきた・・」と、食い入るように
次の情報を見つめていた。
そうすると目の前の画面で2機めの飛行機が飛び込んできた・・・!!
衛星生放送で見ているはず・・
「何これ?何?何???え~!え~~~~!!!」
あれからもう6年もたった。
昨日思い返し、私にはこの間の出来事のような気がしたのだが。
マンハッタンにそびえ立つこの2つのシンボルがないなんて・・・
大多数の犠牲者を出し、世界中を悲しみの渦に巻き込み
まだ終わりが見えないこの恐怖はいったいどこへ続いていくのか・・
テロというものを許すわけにはいきません。
同じ星に住む人間同士、
暴力ではない歩み寄りがどうしてできないのでしょうか!!
1986年冬のイタリア [昔の海外回想録・その他の国や街]
東ドイツ駐在時代の1986年~87年の年末年始。
クリスマス~1月3日までの10日間を使ってイタリア旅行(ローマ以北)に出た。
この時も前回のドイツドライブ旅行のごとくルート・宿すべて現地調達の旅である。
今でこそ、もうこういう旅はしなくなった我々だが、なんだかこんな行き当たりばったりも
旅の楽しみ方の一つだったんだと思い返している。
もちろん不慣れな私ひとりでは絶対にできない旅なのだが・・・
ベルリンーローマ間は飛行機、
ローマで1週間の予定でレンタカーをし、ローマ以北ぐるっと一周りした。
ドライブ旅行のルートは
1日目 ベルリン→ローマ到着
ローマ→フィレンツェ(泊)
2日目 フィレンツェ→ピサ→ミラノ(泊)
3日目 ミラノ→ヴェネチア(泊)
4日目 ヴェネチア(泊)
5日目 ヴェネチア(泊)
6日目 ヴェネチア→ボローニャ→アッシジ(泊)
7日目 アッシジ→ローマ(泊) レンタカー返却
8日目 ローマ(泊)
9日目 ローマ(泊)
10日目 ローマ出発→ベルリン
初めてのヨーロッパ旅行の私のために主だった観光地のみを周っていった。
都市間の移動は高速道路ありで、フィレンツェーミラノ間は長かった記憶がある。
そしてドイツより運転が乱暴なので都会の中心地を走るのは慣れていないと危険な感じだ。
古い写真ですが、掲載できそうなものをいくつか・・・
フィレンツェの街 花の聖母堂 ジョットの鐘楼
クリスマスの日のフィレンツェ。どこもお店が閉まっていて、寂しい感じ。
賑やかで華やかな東京のクリスマスしか知らなかった私は、初めてクリスマスの意味を
感じとった。人々は家や教会で家族や親しい人たちと過ごしているのだろうと
文化の違いをとても感じたのだった。
ピサの斜塔に登り、上から見えた街並み ミラノの朝 この日「最後の晩餐」鑑賞が目的
ベネチアのゴンドラと水上バス
夕暮れのアドリア海はとても綺麗だった リアルト橋
アッシジの修道院 趣のある古びた素敵な街だった
1987年1月1日のヴァチカン 大勢の人々が集まった。
上右から2番目の窓から前のローマ法王 コロッセオ
ヨハネパウロ2世の新年のご挨拶
パルテノン フォロ・ロマーノ
1週間ドライブで周ってきて、ローマに戻りうって変わって数日小春日和になったが、
やはり冬のヨーロッパはどんより暗くて、とってもとっても寒かった~。
厚手のセーター、ベルリンで買ったロングのダッフルコートにマフラーをぐるぐる巻き。
そう言えば、この年1987年初頭、ヨーロッパは大寒波でマイナス20度(ぐらい)を経験。
ベルリンの歩道も根雪になり、鼻の中も凍ってしまいそうだったのを覚えている。
イタリア料理は美味しかった・・・
まず本場のピザの美味しさを実感した旅行だった・・・
1987年夏のスイスドライブ旅行 [昔の海外回想録・その他の国や街]
はたまたドライブシリーズ第三弾。 (第一弾:ドイツ) (第二弾:イタリア)
東ドイツ駐在2年目の夏はベルリンから車で出発し、ユングフラウヨッホの山々と
マッターホルンを見に行こうというもの。
途中、ドイツの街やオーストリアの街なども寄り道する。
例によってルートも宿も決めていない。
1日目 さあ、東ベルリンを出発。東ドイツの中を高速道路で南下。検問を受け西ドイツへ入る。
目的はスイスの山だから行ける所まで突っ走る。
出発から7時間・・・ウルムに到着→泊
ウルム
世界一のたかさを誇る塔を持つ大聖堂
2日目 ボーデン湖のほとりをドライブしながら途中、ラインの源流を見に行く。
スイスの首都ベルン到着→街散策→泊
ライン川源流 ベルン
3日目 ベルン朝出発グリンデルワルトにお昼ごろには着いた。天気が悪い・・
雲で山の上が見えない。
INFOでホテルを手配し、チェックイン。
リフトでフィルストへ・・雲の中を上がっていくが上につくと何もみえない。
降りてきて街を散策。氷河見学など。
ホテル グリンデルワルト
氷河
4日目 朝目覚めてホテルの窓を空けてみるとびっくり・・
昨日は雲で見えなかった山が朝日に輝いている・・・すごい。。感動。
早速登山電車でクライネシャイディックへ。アイガー北壁、ユングフラウ・・
思い描いた風景・・雪のかかったアルプスの山々に可愛い高山植物・・
アイガー北壁
また雲がでてきた。
午後からグリンデルワルト出発。峠を越えツェルマットへ向かう。
ツェルマットの街は環境のためガソリン車では入れないので一つ前の駅前の駐車場に
車を置いていく。車で来た人のために駐車場はとても広い。
登山電車で15分ぐらいだったか・・ツェルマット駅に到着。まだ夕方だった。
街からもマッターホルンが眺められる。感動・・・・
でも一番見たい頂をほんの少し雲が邪魔をする・・
川の欄干に腰掛けて日が暮れるまでいつまでもマッターホルンをながめていた。
ツェルマット→泊
5日目 天気は良い。登山電車でマッターホルンにもう少し近づく。
本当にあと少しで雲がかかってしまう。
モンテローザや他の山々も輝いていた。
ちょっと雲がかかっている・・
レストハウスでコーヒーを飲み、歩いて下山。
神々しいまでのマッターホルンの雄姿は時間を忘れていつまでもいつまでも
見ていられるほど心惹かれた。
ほんの少し雲が・・・ 雲が取れたりからみついたり・・
午後ツェルマット出発。一駅で車まで戻って今度はルツェルンへ向かって出発した。
ルツェルン→泊
火災前の古いカペル橋と瀕死のライオン像
カペル橋 瀕死のライオン像
ルイ16世に忠誠を貫いたスイス人傭兵の慰霊
6日目 ルツェルン出発。チューリヒ経由オーストリアのインスブルック→泊
インスブルックの街
7日目 インスブルック出発。ザルツブルグ(オーストリア)着→泊
ゲトライデガッセとモーツアルト生家
ゲトライデガッセ モーツアルト生家
8日目 ザルツブルグ出発。ドイツのミュンヘン着→泊
ミュンヘン市庁舎前はちょうどヨーロッパ民族衣装を来た人達が踊るイベントに出くわした。
9日目 ミュンヘン出発。レーゲンスブルグに立ち寄り、一気にベルリンへ。
東ベルリンの家に到着したのは夜だったと思う。
またスイスの山に会いに行こう・・・
チョコレートヒルズ空中散歩・・(フィリピン) [昔の海外回想録・その他の国や街]
ここは、フィリピン・マクタン島・・2004年夏。
フィリピンなら格安で、短期リゾートへの旅行もできます。
そこで印象的だったイベントの一つはヘリコプターでの空中散歩。
家族皆が乗り気のなか、私一人心配がぬぐえず。
昔の私だったらきっと先頭たって乗っていたのでしょうが、
どうも年を重ねるごとに弱気な性格に・・・。
でも、これはせっかくの夫の知り合いの方のご招待。
私ははっきりNOとも言えずに話は盛り上がり、翌日午後、
ホテルのPORTから出発することになりました。
操縦席に2人。
そして私達が乗るところは向かい合ったシートに3人づつで計6人乗り。
あっという間に海の上に舞い上がり、ホテルやビーチがどんどん遠くなっていきます。
なんだか異常な興奮で、私を筆頭に皆が笑い顔。
「家族みんな一緒だからいいか・・」と私は妙な覚悟を決め・・
そうしたら、こんな光景が広がりました・・・
この遊覧の目玉はセブ島・マクタン島のお隣のボホール島上空。
チョコレートヒルズ・・
30m~50mの小高い山がなんと1300も。なんとも異様な景観を持つ島なのです。
以前は海だったのが隆起したと考えられていてその成り立ちについては現在もまだ
解明されていないそう。
乾季の5月頃に緑が失われてチョコレート色になることからこの名がついたとか・・
私は昔ながらの板チョコのように、折れ目にそってチョコがボコボコ山のようになっているところから
この名前がついたのだと思って見ていました・・
この小さな山がどこまでも続く自然の神秘。その圧巻とも言える光景は空からの散策でなければ
味わう事はできません。
ヘリからの撮影は窓ガラスが反射してうまく撮れていませんね・・・
私達を遊覧に連れて行ってくれたのはこのヘリコプターです。
無事に着陸~~
小1時間の空の散歩、楽しかった~~ちっとも怖くなかった~~