ハーメルンHameln・・メルヘン街道の旅

2009年5月
「ハーメルンの笛吹き」のタイトルで子供の頃、何度も読んだグリム童話。
そのお話の舞台のハーメルンにはドイツに来たとき、行ってみたいと思ったところ。
ちょうど今から２３年前にも私達は一度この町を訪れています。


旧市街はその昔商業都市として経済的な反映を果たした裕福な商人達が立てた華やかな装飾を施した家々が、今も多く残っています。


マクドナルドも景観を損なわないように、木組みの家です。


マルクト教会と結婚式の家。

この二つの建物の間にはテラスになっていて、ここで日曜日の１２時からネズミ捕り男の野外劇が催されています。
町に大発生したネズミを見事退治した笛吹き男に市民が謝礼をしなかったため、男は笛の音で子供達(１３０人）を誘い出し、そのまま連れ去ってしまった・・というのが伝説の概略だそう。これは、１２８４年に実際に起きた史実を元に脚色されたものなんですって。

結婚式の家は、ヴェーザー・ルネッサンス様式の美しい石組みの館。背の高い切妻屋根が特徴。西側の壁には仕掛け時計があって、２９個の鐘が５分間の童話の音楽を奏で、ネズミ捕り男と子供達も登場します。

　　　

Osterstr.にあるこの建物は模様が美しいシュティフツヘレンハウス（博物館）


その隣には、ライトハウス。１５８９年にヴェーザー・ルネッサンス様式で建てられた豪商の館で現在は博物館。
ハーメルンにはこのように張り出し窓のあるきれいな建物が多くて、これはオランダ建築の影響を受けたものだそう・・。

ズームアップしてみると、これはウトルフトと呼ばれる美しい窓。


ここが、ネズミ捕り男の家Rattenfängerhaus。今はレストランになっていて「ねずみのしっぽ料理」（実際は豚肉の細切り）が名物だそう。２３年前の夏、ここに入ってお茶を飲んだ記憶が・・。
でも今日は時間の都合で入れませんでした。



この店の角の細い通りがBungelosenstr.

この通りで子供達が連れ去られたとされていて、今でも舞楽禁制通りとして踊りや音楽の演奏は禁止されているそうです。


この日、お天気が良くて、このOsterstr.の歩行者天国では通りに出たカフェでアイスなど食べている人がいっぱいでした。


私達のドライブはもうひとつの目的地のため、まだもう少し北へと続きます。


その後デュッセルドルフまでアウトバーンで３時間のドライブで帰宅しました。



いつも拙いブログにお立ち寄りくださいましてありがとうございます。
今日から、日本から来る私の両親を迎えスイス旅行に行ってきます。
しばらくブログの更新ができないと思います。
６月下旬に一度日本に戻りますが、また夏にはデュッセルドルフにまいります。
その時はまたブログでお目にかかりたいと思います。

気ままで、不規則なブログで申し訳ありません。
どうぞ、またお付き合いくださいませ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rino

コメント 14

おぉ～スイス！
レポブログ楽しみに待ってますですよ～♪

ハーメルンの笛吹きって『実話』なんざますかっ！？
ペストを追い出せの抽象的表現だと思っていました。
ついていった行った子供たちはその後・・・・？
怖いですね。。。。。。。。
by なおぷぅ (2009-06-10 19:24) 

ハーメルンの笛吹きのお話、実話が元にある、と聞いたときは驚きましたよ。私が耳にしたときは、「子供たちが伝染病でバタバタ倒れた」のが史実、と聞きましたが、wikipediaで調べると、「東ヨーロッパに植民地開拓のため、子供たちが街を去った」という説が有力のようですね。

ドイツの街並み、本当に好きです。ドイツは素朴で、電車もトラムも綺麗ですし。。また行きたいなあ。

rinoさん、お忙しいご予定なのですね。関東地方は今日、梅雨入りしました。私もあと1月後に欧州に行く予定にしています。
どうぞお元気でお過ごしくださいね。
by Bonheur (2009-06-10 19:46) 

天気が良くて、いい旅ですね～。　建物も素敵。
確かこのレストラン、めぎさんところでも見た記憶が。
ネズミのしっぽ料理、ネーミングがすごくユーモアあふれてますね♪
スイス旅行、お気をつけて。　楽しい旅のお話、楽しみにしてます。
by Inatimy (2009-06-10 20:13) 

私も子供のころ何度も読みました。劇でもやったような・・・娘にも読み聞かせたり、日本人にもなじみのおはなしですよね(*^-^) 実際に本物の街並みやゆかりの建物を見るととても不思議な感じです。といっても写真で疑似体験ですが、ワクワクドキドキします。素敵ですね～
スイスもいいなぁ、あこがれだわ！楽しんできてくださいね(^ _ ^)/~~
by マリエ (2009-06-10 23:01) 

今日もデュッセルはひどい天気でしたね。
スイスが晴れて暖かくなるようお祈りしてます。
by めぎ (2009-06-11 05:06) 

ご両親とのスイス旅行♪楽しんできてくださいね(^^)v
by 夢空 (2009-06-11 20:41) 

ハーメルンの笛吹きの街、一度行ってみたいと思っています。
by Krause (2009-06-12 16:38) 

木組みの建物も張り出し窓のある石造りの建物も素敵ですね～
上ばっかり見ていて首が痛くなりそうです＾＾；
今の時期のスイスは素晴らしいでしょうね～
ご両親様との旅行楽しんできてくださいね＾＾

by miffy (2009-06-12 17:38) 

ネズミ獲り男の家というのは、笛吹きが住んでいた家と言うことなのでしょうか？
それが今はレストランになってると言うことなのかな～～だとしたら凄い！
街並も可愛らしい印象で、お散歩するにはちょうど良い大きさのような印象です。
ただ私はずっと「ハンメルン」だと思いこんでいました(>_<)
元ネタの史実もあったんですね。知らないことばっかりでした～

素敵なスイス旅行になりますように(^^)/
　　
by 自由人 (2009-06-12 23:26) 

おもしろくかつ素敵な建物がいっぱいなんですね。
まるでかわいい置時計みたいです♪
遊び心が詰まっている感じがいいですね(*'ｰ'*)
人々の日常が見える写真はなんだかほっとします。
by ｋｉ＊ｔａ (2009-06-13 17:33) 

メルヘンチックな街ですね～☆
建物は木組みだったり、オランダ風だったり...。どちらも美しいですね。
もう今頃のrinoさんは、スイス旅行の真っ最中なのでしょうね。スイス＆パリ旅行の素敵なブログも楽しみにしています～♪

by Mimosa (2009-06-14 14:35) 

オランダ風街並み、ハーメルンもとても素敵な街ですね。
23年ぶりの再訪はいかがでしたか。
やはり少しは変わったところもあるのでしょうか。
でも何も変わらず残っていてほしいですね。
スイスの旅レポ楽しみです。
by mint_tea (2009-06-15 20:26) 

＞みなさまへ

温かいナイス、コメントありがとうございます。
お天気に恵まれ、スイス旅行を無事終えてきました。
今日からちょこっとパリへ行ってきます。
両親と私の３人の珍道中になりそうです。
取り急ぎ、ナイス、コメントのお礼まで。

by rino (2009-06-16 13:55) 

スイス、パリ～♪いいですね～（*^_^*）
娘の荷物ですが、見つかって日本に送られてきました！
一眼レフカメラは盗られていましたが・・・。
by 夢空 (2009-07-01 08:32)