ヴィース教会・・ 2 [南ドイツ小旅行2008年5月]
1ヶ月弱のドイツ滞在を終え、帰国しました。
時差ぼけがすぐには治りません・・
目覚ましの音が「これ何の音・・?」
朝方熟睡状態になるようで・・何故音が鳴っているかも理解不能になる始末・・・
「あ、そうだ息子のお弁当だ・・」
最近時差ボケでなくてもちょっとボケているのですが・・
2008年5月
さて、
朝、ミュンヘンを車で出発して~ムルナウ~リンダーホーフの後、
フュッセン方面へ走るのですが・・・
ここでどうしても立ち寄らなくてはならない場所がありました。
それは、夫や息子のお薦めでもあり、私がぜひ訪れてみたかった 世界遺産 ヴィース教会 Wieskirche
村のキリスト像が涙を流したという奇跡から、1746年に建てられたものです。
オーバーアマガウとシュヴァンガウの間に位置します。
フュッセンからバスが出ているそう。
まず、教会の内部を・・・
設計はロココ芸術の頂点を極めたツィンマーマン。
彼の生涯最高傑作で、完成後の生涯を死ぬまでこの村ですごしたのだそう・・
教会内部は全てがこのロココ芸術で埋め尽くされていて・・・・
中へ入ると歓声をもらしてしまうほど美しいのです・・・
なんだかとても感動的です・・
天上を象徴した天井フレスコ画は圧巻です。
教会の後ろ側のパイプオルガン
教会サイド
ヴィースの奇跡・・ 1730年、村(Steingaden)の神父修道士が聖金曜日の儀式のため寄木作りの鞭打たれる木像を作成した。 この血と傷で覆われた木像はあまりの悲惨さのため信者達の同情をよび、間もなく用いられなくなり 修道院の屋根裏へ忘れ去られた。 1738年農婦マリア・ロリーが譲り受け熱心に崇拝をささげると、木像の顔面には涙と思われるいくつものしずくを認めた。 この涙の奇跡が瞬く間にに広まり、巡礼の契機となった。
教会の一番奥の祭壇にはこの「ヴィースの鞭打たれる救い主」が・・
アップしていくと・・・
ヴィースの鞭打たれる救い主
この恵の像がヴィース教会の中心であり巡礼の起源
そして、そして、ヴィース教会の外観は・・
教会の外は緑の牧草と小さな野の花に囲まれた丘の上に建つ素朴な感じの
教会でした。
教会のこちら側は森につながっていて時折散歩する人以外、誰もいない場所なのです。
この日、お天気もよくなり、ヴィース教会は穏やかな風景に包まれていました。
こちらが駐車場やお店が数軒ある方角から撮った写真。
ヴィース教会は数年前にユネスコ世界文化財に指定されました。
教会の建築主である修道院長マリアヌス2世マイヤがこう言い表したそう・・
もし、訪問者がヴィースの全ての美を体験するならば
「ここに幸運が宿り、ここに魂は安らぐ」
時差ぼけがすぐには治りません・・
目覚ましの音が「これ何の音・・?」
朝方熟睡状態になるようで・・何故音が鳴っているかも理解不能になる始末・・・
「あ、そうだ息子のお弁当だ・・」
最近時差ボケでなくてもちょっとボケているのですが・・
2008年5月
さて、
朝、ミュンヘンを車で出発して~ムルナウ~リンダーホーフの後、
フュッセン方面へ走るのですが・・・
ここでどうしても立ち寄らなくてはならない場所がありました。
それは、夫や息子のお薦めでもあり、私がぜひ訪れてみたかった 世界遺産 ヴィース教会 Wieskirche
村のキリスト像が涙を流したという奇跡から、1746年に建てられたものです。
オーバーアマガウとシュヴァンガウの間に位置します。
フュッセンからバスが出ているそう。
まず、教会の内部を・・・
設計はロココ芸術の頂点を極めたツィンマーマン。
彼の生涯最高傑作で、完成後の生涯を死ぬまでこの村ですごしたのだそう・・
教会内部は全てがこのロココ芸術で埋め尽くされていて・・・・
中へ入ると歓声をもらしてしまうほど美しいのです・・・
なんだかとても感動的です・・
天上を象徴した天井フレスコ画は圧巻です。
教会の後ろ側のパイプオルガン
教会サイド
ヴィースの奇跡・・ 1730年、村(Steingaden)の神父修道士が聖金曜日の儀式のため寄木作りの鞭打たれる木像を作成した。 この血と傷で覆われた木像はあまりの悲惨さのため信者達の同情をよび、間もなく用いられなくなり 修道院の屋根裏へ忘れ去られた。 1738年農婦マリア・ロリーが譲り受け熱心に崇拝をささげると、木像の顔面には涙と思われるいくつものしずくを認めた。 この涙の奇跡が瞬く間にに広まり、巡礼の契機となった。
教会の一番奥の祭壇にはこの「ヴィースの鞭打たれる救い主」が・・
アップしていくと・・・
ヴィースの鞭打たれる救い主
この恵の像がヴィース教会の中心であり巡礼の起源
そして、そして、ヴィース教会の外観は・・
教会の外は緑の牧草と小さな野の花に囲まれた丘の上に建つ素朴な感じの
教会でした。
教会のこちら側は森につながっていて時折散歩する人以外、誰もいない場所なのです。
この日、お天気もよくなり、ヴィース教会は穏やかな風景に包まれていました。
こちらが駐車場やお店が数軒ある方角から撮った写真。
ヴィース教会は数年前にユネスコ世界文化財に指定されました。
教会の建築主である修道院長マリアヌス2世マイヤがこう言い表したそう・・
もし、訪問者がヴィースの全ての美を体験するならば
「ここに幸運が宿り、ここに魂は安らぐ」
ロココ芸術をここまで追求した教会は世界遺産の名にふさわしいですね。
教会があれば立ち寄って見学する方ですが、ここまでのはなかなかありませんね。見学するにも時間が足りないほどでしょうね。
正直驚きました。
by いっぷく (2008-06-06 23:39)
とても綺麗な教会ですね。
さすが世界遺産の教会ですね。
by yukitan (2008-06-06 23:40)
どうしてこんなところにこんな立派なものが!?と思うような、素晴らしく贅沢な内装の教会ですね。ここだけウィーンみたいです。
by めぎ (2008-06-07 06:25)
素敵な教会ですね。
なんだかとっても、感動しました。
「魂は安らぐ」
その通りなんでしょうね^^
by earlysummer (2008-06-07 06:45)
厳かなゴシックの美とは、また違った華やかな美しさですね。
ドイツの南の雰囲気、めいっぱい漂ってて、いいなぁ。
by Inatimy (2008-06-07 07:17)
お写真だけでも感嘆の声です(*^_^*)
実際見たら、声が出ちゃいますね~「おぉぉぉ」って(^^)v
by 夢空 (2008-06-07 08:22)
ヴィース教会素敵ですよね^^
なんでこんな田舎にって場所にありますよね。
私が行ったときはまだ観光客もまばらで、のんびりと見学ができました。
by miffy (2008-06-07 10:38)
わー!綺麗ですね~。
私も、8年前、初めてドイツに行ったとき、立ち寄りました。その後もこんなに綺麗に保存され続けているのは、改めて凄いことですね。
ドイツは欧州で初めて行った国なので、個人的に特に思い入れがあり、大好きです。
rinoさんは、欧州ではどちらの国が一番お好きですか?
by bonheur (2008-06-07 11:41)
1枚1枚写真を拝見するたびに、「わぁ・・・」とか
「きれ~い♪」って呟いている私・・・(笑)
実際に自分の目の前にあったら、ずっとずっと
見入っていそうです。
すごくすごく、素敵です。
by naomama7 (2008-06-07 11:45)
お帰りなさい。時差ボケは西→東の方がツライですよね~。
ヴィース教会、お話だけは読んだことがありましたが、こんなにのどかな
牧草の中に立つ素朴な教会なのですね。
ロココ調の天井画や祭壇や素晴らしいですが、柱も豪華なんですね~。
緑の草原と広い青い空、ヨーロッパの田舎らしくてホッとします。
by mint_tea (2008-06-07 23:30)
パイプオルガンが、教会内のロココ調の装飾に融合している
感じがして感動しました。
写真でここまで素晴らしいと、実際には本当にすごいのでしょうね。
一度見てみたいです。
by gehirn (2008-06-08 09:41)
お帰りなさい^^
本当に素晴らしい装飾ですね!鳥肌立ちますね!実際みることができたらもう言葉を失うほどでしょうね^^
by Ballacki (2008-06-08 10:20)
美しい~~
最後のお言葉にも、じわんとしました。
by Nicoli♪ (2008-06-08 13:01)
ただもぉ溜息。
美しい教会を拝見しつつPC画面からふと顔をあげると
・・・破れた我が家の障子が・・・・。
by なお (2008-06-08 15:26)
>みなさまへ
温かいご訪問、ナイス、コメントありがとうございました!
>いっぷくさま
教会の中は息を呑むほどの美しさで、私も本当にびっくりしました。
>yukitan さま
行ってみたいと思っていたので実現できてよかったです。
>めぎさま
田舎の草原の中に建つ教会でしたが、内部はとても華やかでした。
そう、イメージはウィーンって感じですね。
> earlysummer さま
ご訪問ありがとうございました。
信者でなくても教会に入ると、
なんだか気持ちが落ち着きますよね。
>Inatimy さま
ドイツではめずらしい教会内部なのでしょうね。
観光客もけっこういました。
>夢空さま
そう、「わーー、すごい!!」って感じでした。
信者ではないのですが、美しさにただ感動してました・・
>miffy さま
田舎にこんな立派な教会があるなんてびっくりしました。
観光客もけっこういました。観光バスも止まってました。
> bonheur さま
bonheur さんもいらっしゃったのですね。
草原の丘に立つ綺麗な教会ですよね。
私も、ヨーロッパで一番初めに訪れた国はドイツです。
そして、4年半をそこで暮らしましたから、思いいれのある
大好きな国です。欧州の中でどこの国が一番好き?というのは
答えられるほどは詳しくなくて・・
ただ、ヨーロッパの中ではドイツ国内にいる時が一番ほっとできます。
> naomama7 さま
そのように、写真を見てくださってうれしいです。
この後も風景が綺麗な写真をアップする予定ですので
また見てくださいね。
>mint_tea さま
ただいまです!
ここ数年、日本へ帰国すると、時差が治るのに1週間ぐらい
かかるんですよ。もともと睡眠がいつでもどこでもOKってタイプでは
ないので、ちょっと身体はきついですね。
時差なんて全く大丈夫って人もいるのに。
>gehirn さま
本当に中に入ったときは「わぁーー!」って感じでした。
パイプオルガンもロココ調に融合していて、素晴らしかったです。
> Ballacki さま
ただいまです!
観光客も沢山訪れる場所になっていますが、
本当に綺麗に保存されていました。
>Nicoli♪さま
教会は信者でなくても厳かに、、心が安らぐ場所ですよね。
旅の途中、いつも感じていました。
>なおさま
住宅街の狭いマンションに帰ってきて・・・
私もがっくりきてるところなんですよ。。。
by rino (2008-06-08 23:55)
>satoeさま、Krauseさま、xml_xslさま
ラナさま、takagakiさま、響さま、julesさま
nice!をありがとうございました。
by rino (2008-06-08 23:59)
ヨーロッパにはキリスト教関係の「奇跡」の場所が
あちこちにありますね。
by やおかずみ (2008-06-09 09:23)
美しい教会ですね。祭壇から天井のフレスコ画まで、
思わず、うわぁ・・・とお写真を拝見して感動しました。
いつか訪ねてみたいです。(*^^*)
by noie (2008-06-10 00:41)
教会内部の繊細な彫刻、鮮やかな装飾、格調あるフレスコ画、すべてに息をのむ美しさがあります。牧草地帯にぽつんと立つロケーションも素敵。どれをとっても一級品の教会ですね。お写真からでも、自分の心が安まる気がしています(^_^)
by 自由人 (2008-06-10 07:01)
rinoさん、時差ボケはもう大丈夫ですか~?時差ボケの経験がない(いつもボケてるから・・・らしい!)ので、ちょっと羨ましい気もしますが・・・(笑)。
教会の内部は、ロココ芸術がとっても豪華で美しいですね~。外観の壁は、淡いピンクやホワイトが周りの自然に映えて、眩しいくらいこちらも美しいですね~。お天気にも恵まれてよかったですね・・・☆
by Mimosa (2008-06-11 01:30)
>やおかずみさま
宗教は奥深く、いろいろなお話が残っているようですね。
信者でなくても、このような話をガイドブックでよんで
訪れるとちょっと興味がわきますね。
>noieさま
noieさんもぜひ訪れてみてください。きっと気に入られることと
思います。本当に「わ~~」っと声をもらしてしまいますよ。
>自由人さま
自由人さんの旅のお写真でも教会内部の静けさが伝わってくるものが
あります。ここはたくさんの観光客がいましたが、
他にはない芸術的な見所があったように思います。
>Mimosaさま
このごろ調子がもどるのに1週間はかかるんですよ~~
だから、本当は海外旅行向きではないんです。。。(^^;)
お天気に恵まれて本当にラッキーでした。
ドイツ滞在中は体調はすごく良かったです。
by rino (2008-06-11 11:54)