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リクヴィール Riquewihr [フランスアルザス2008年8月(家族旅行)]

フランス、アルザス地方はワインの産地。
葡萄畑の合間をぬって、小さいワイン生産の村が点在する。
そのワイン街道の中でもこのリクヴィールは、小さいながらも、観光客で賑わいをみせています。
1年前の夏にも数ある村の中で、このリクヴィールをふらっと訪問・・・
昨年はもう少し時間があったのでゆっくりワイン屋さんを覗いたり、買ったり。(その時の小さな記事は[次項有]こちら
その頃の旅行をきっかけに、私はブログを始めたのでした・・・


さて、もう一度、今度は家族4人で訪れることができたリクヴィール。
村の入り口には駐車場があります。駐車場のまわりも葡萄畑。
葡萄も葡萄の葉っぱもかわいいですね。
ここの葡萄はどんな味かな~
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この村もまるで中世のおとぎの国へ舞い込んで着たようです・・
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この時計台(かな?)がこの村のシンボルになっていますね。
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やっぱりどの窓辺にも花が飾られています・・
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メイン通りは、こんな風に坂になっていて、ホテルはレストラン、ワイン屋さん、お菓子屋さん、
そして、石畳の上でお茶もできます。路地にはいれば、たくさんのワイン屋さんがいっぱいあります。
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まだお昼には少し早いのでお食事している人は少ないですね・・
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やっぱりワイン・・ですよね。
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我々もブレイクタイム♪ 夫と私はコーヒー、娘は紅茶、息子はなぜかいつもコーラ・・
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そして、また窓を見上げながら散歩。
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窓の扉に描かれた手書き風の木のプレートが素敵・・
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魔法使いのお婆さんは目を惹きました・・
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古そうな壁だけど、なんだか味わいがあります・・
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看板もすごくかわいいから上ばっかり見上げてる・・
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葡萄の収穫が楽しそうな看板・・
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焼きたてのクグロフを売っているお店。私も一つ買いましたよ・・
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ほら、村の外はこんな風に、葡萄畑・・
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リクヴィールでお茶休憩をした後、シュトラスブールにちょっと立ち寄り、
その後は一気にデュッセルドルフへ車を飛ばしました。
デュッセルドルフの自宅に到着したのは、夜8時ごろだったのではないでしょうか。


2008年8月下旬の家族旅行はドイツデュッセルドルフ→
スイスグリンデルワルト(2泊)~フランスアルザス(1泊)→
→デュッセルドルフ・・と3泊4日のまるで弾丸ツアーでした。
この翌日、もう一日デュッセルドルフに滞在したので、近郊を訪ね、
その翌日には私と娘、息子の3人で帰国しました。

もうこれは8月下旬のお話。もう2ヶ月以上もたってしまいました・・

我家はデュッセルドルフ以前にも単身があり通算でもうここ何年も・・夫の仕事のため普段家族が揃わない生活ですが、それをプラスにする一つとして今回は何年ぶりかに海外で家族集合し、そこから懐かしのスイスへ車を飛ばしました。

もっと長い時間、長い期間ずっとこのように家族そろって過ごせたら・・と一番願っていたのは
きっと母である私ではないでしょうか。
今回のデュッセルドルフへ赴任前、子供達が父親と離れている時間がとてもとても長くなってしまうため、それが気がかりでいる夫に大丈夫任せてと送り出した私でしたが、気がつくと、最近になってあわててこんなことを願っている自分がありました。

数年前まではまだまだ先のことと、あまり考えてみたこともなかったことだけれど、
子供達の成長ってとても早くて、親離れをしようとしている時期がせまっていると感じたからこそ、
皆の予定を合わせて、今年の夏の家族旅行をぜひ実現したかったのです。

いつか将来、それぞれが別々に進んでいく途中でいつでも
家族共有の旅の思い出を、懐かしく、温かく、心の中に抱いておいてほしいなぁ・・・
・・って、そう願っています。。。


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Ballacki

ブログを拝見していて、何だかこちらまで母親であるrinoさんの温かい気持ちが伝わってきました。

びっしりと実が詰まった葡萄、レンガ造りの建物、温かみのある看板、色とりどりの花、本当に素晴らしいですね^^
by Ballacki (2008-11-03 16:59) 

julliez

わぁ、美味しそうなピノ・グリ葡萄ですね!
桃や焼芋のような味のワインになりますよ。
アルザスにいらしていたのですね。
リクヴィルはいつも賑やかな町です。
そうそう、アルザスでは家の花の世話は主の仕事なんですよ。
お父さんたち、日曜はみんな一生懸命お花の手入れをします。

by julliez (2008-11-03 18:22) 

お散歩

今晩は。
なんか、いいもの、良いお話を拝見させてもらった気がします。
またのアップを楽しみにしています。

by お散歩 (2008-11-03 20:29) 

noie

リクヴィールの街、そして看板がかわいいですね。
この夏は、ご家族で楽しい思い出がたくさんでき、
素敵な旅行になり、よかったですね。
とても優しくて温かいお母さま、素敵です。(*^^*)



by noie (2008-11-03 21:35) 

夢空

中世のおとぎの国、ほんとそんな感じです☆
子離れ・・そうですね~、いずれはそんな時期がやってきますね。我が家は早くから、離れていきましたが(^_^;)一応、元気には過ごしているようです。rinoさんご夫婦の後ろ姿を見て、立派に親離れしていかれるのでしょう。そうそう、家族旅行、心のどこかに留めて思い出してほしいですよね、ウチは「ひこにゃん」の思い出です( ・´_`・ )
by 夢空 (2008-11-03 21:36) 

Bonheur

思い出の町、リクヴィールですね。お花や緑がたくさん、素敵な場所です~
rinoさんのお気持ち、きっとお子さんたちにも伝わってると思いますよ。そして、お子さんたちの海外での様々なご経験は、必ず大きな財産となるでしょう。温かいご家庭のご様子が、よく伝わってきて、私もほのぼのした気持ちになりました。
by Bonheur (2008-11-03 22:58) 

Baldhead1010

子供が一人前になれば、親はその分、歳が行きますね。
by Baldhead1010 (2008-11-04 07:26) 

やおかずみ

「家族共有の旅の思い出」を作る。すばらしいです。
rinoさんの家族を大切にする思いが伝わってきます。
by やおかずみ (2008-11-04 10:53) 

Inatimy

家族で一緒の旅行は、とてもいい思い出ですよね。
いづれ、子供さんたちが、それぞれ家族を持っても、
きっとその楽しかったことを思い出して、家族旅行をするんでしょうね。
ふふ、いつか、孫ができて、3世代で旅行かもしれませんよ♪
by Inatimy (2008-11-04 22:52) 

gehirn

すばらしい家族旅行ができて本当によかったですね。
ご主人さまもご満足されたのでは・・・
きっとお子さんたちの心に、rinoさんの気持ちが届いてることでしょう。
by gehirn (2008-11-05 04:26) 

Mimosa

リクヴィールの街、とっても可愛くて、いつか絶対に訪れたいと思います!
美しい窓辺のお花、可愛くメルヘンチックな看板、そして美味しそうなワイン・・・と私にとって、とても魅力的な街です!上ばかり見上げてしまう・・・というのもわかります!
3泊4日の弾丸家族ツアー・・・だったようですが、きっとそれ以上に中身が濃く、家族の方それぞれがいつまでも心に残るいい思い出の旅行になったのでは・・・、とブログをずっと拝見していて思いました。
rinoさんの願いも子供さん達に十分伝わっていますよ~♪
by Mimosa (2008-11-05 05:59) 

自由人

素晴らしい景色に彩られた美しいお写真の数々のなかで、思わずほころんでしまったのが、rinoさんご家族の素敵なお写真でした。その写真を拝見しながら、自分の両親を思い出しつつ、親との最後の旅行はいつだろとふと考えてしまいました。もう思い出せないくらい遠い遠い昔のようです。(^_^;)
いつか、自分もこのような家族旅行をしてみたいと、スイス&アルザス編を拝見して思うようになりました。
心温まる素敵なお話ありがとうございます。本当にありがとう

by 自由人 (2008-11-05 18:08) 

オデコ

映画のシーンを観ているような素晴らしい写真と
心温まるご家族いいですね。
by オデコ (2008-11-05 20:24) 

naomama7

rinoさまの強くて温かい母の温もりが伝わってきます。
きっとご家族の皆様にも伝わっていることでしょう。
rinoさまのような母になりたいです。
ブドウがとっても可愛らしくみえました。
お花も町中にこんなにあったら本当に素敵ですよねぇ。
私も娘たちが大きくなってから家族旅行をしたいと思いました。
母の願いはかなうかなぁ?
by naomama7 (2008-11-05 20:32) 

もとこさん。

rinoさん、こんばんは。ご一家の弾丸旅行のお陰で、私も美しい村、楽しい風景を見せて頂けましたが、rinoさんにとっては深い深い思いのおありの旅だったのですね…
やはり家族は一緒がいいですね。
でも物理的に一緒にいても、心は離れ離れの家庭も沢山ある中で、rino家は本当に良いご家庭ですね。お子様方も、同じ様に温かい家庭を築かれることでしょう。楽しみですね。
by もとこさん。 (2008-11-06 00:43) 

mint_tea

リクヴィールの街もおとぎ話の中の街のようで可愛いですね。
ぶどう畑も、日本とは違ってなんだか茶畑のようでのどかです。
家族旅行の時間・・・こども達の成長が想像以上に早いって分かるような気がします。
でも、親離れの時期はあっても、きっと戻ってきてくれると思います。
rinoさんの暖かい心はちゃんと伝わっていると思います^^
by mint_tea (2008-11-06 20:17) 

miffy

またとってもかわいらしい町ですね~
素敵な看板がたくさんあって上ばっかり見ちゃう気持ちわかります。
私もよく首や背中が痛くなって、そういえば上ばかり見てたな~と思うことがあります^^;
家族で一緒に仲良く旅ができるのって良いですよね。
いくつになっても素敵な思い出として残っていくでしょうね~^^
by miffy (2008-11-06 21:03) 

rino

>Ballacki さま
日本ではワイン用の葡萄を見る機会ってないのですが、こうして見ると、
実も葉っぱもかわいいですよね(^^)


> julliez さま
アルザスにちょこっと寄りました!本当に葡萄がかわいいですね(^^)
モモが焼き芋のような味・・・・・わぁ美味しそうだなー
日曜日には主がお花の手入れなんですね。こんな村だと本当にやりがいがあるでしょうね。


> お散歩 さま
子供が小さいこと、家族でたくさん旅行をしましたが、大きくなってくると
なかなか皆がそろうことは難しいですね。
これから先のことを考えると、ますます揃うことは難しいですが、
今年の夏は母としてはとても価値のある旅行でした。


>noie さま
家族の事ばかり考えていて、ほかに何もとりえがないのでお恥ずかしいです。これからはすこしづつ自分も変えていかねばと感じる今日このごろ。
noieさんのブログはとてもはげみになります(^^)


> 夢空さま
夢空家のお嬢様は本当にしっかりしていて、すばらしいですね。
きっとご両親様もしっかりなさっているから、そういうお子さんに育ったのでしょうね。次女さんもお元気そうで良かったですね!
夢空家は女の子だから、きっとこれからも旅行できますよ(^^)


> Bonheur さま
後になって、自分が育った家庭のことを温かく思い出してもらえばいいなぁと思います。
子供の海外経験はいろいろな価値観や人生にも少しでも影響はありますよね。どういう風に影響していくかは良い悪いもあるでしょうが・・。
息子は早くから、いろいろ経験して最近ちょっと生意気になったので
行かせて、「しまった・・」と思うこともあるんですよ(^^;)


>Baldhead1010 さま
はい、実感しております(^^;)


>やおかずみ さま
子供が大きくなると、家庭にばかり目が向いている母がちょっとメンドクサイと思う時もあるようで・・・。(^^;)


>Inatimyさま
ここ数年、また夫と2人で旅行をするようになり、それもまたとても
楽しいです。それが一番楽ですし・・。
いつまでも、こうやって旅をしていたいな~と現実ばなれした夢を
描いてみたり・・(^^)


>gehirn さま
考えてみると、夫は忙しい仕事の合間の休暇でした。
普段子供にできないことを、夫なりに精一杯してくれたんだと思います(^^)


>Mimosa さま
Mimosaさんならこの辺りの村はとっても気に入ってくださると思います(^^)
ワインのお店でも試飲を気軽にできますし、小さなレストランやカフェもありますよ。
後になって、家族旅行のことを温かい気持ちで思い出してくれたらいいなと
思っています(^^)


>自由人 さま
一生懸命生きている時は一番信頼できる親のことは忘れているときも
ありますよね。でもそれもしかたのないことだと思います。自分もそうですし。でも何かのときにふと思い出してもらったり、そして、将来生きていく上での心のベースになってほしいと秘かに願っています(^^)


>オデコ さま
恥ずかしながら、ちょっと更年期も入っていて(?)たまにしんみりしてしまうこともあるのです(^^;) 家族っていつまでも絆を持っていたいですよね。


> naomama7 さま
小さい時は子供はいつでもどこでも連れていけますが、
大きくなるとそうもいかなくなってきます。そういう時期にあえて
旅行に行くのは、大きな思い出になるのではと思いました。
naomamaさんもぜひ実現してください(^^)きっとお嬢さんだから
大丈夫ですよ(^^)


>もとこさん。さま
もしかして・・・私ひとりが家族、家族って固執しているのかもしれませんね。それしかとりえがなくてお恥ずかしいです。
こういう家族の思い出を胸にいつまでも温かい気持ちを持っていてもらいたいと願っています。
私もこれからは自分もすこしづつ変えていかなくては思っています(^^;)


>mint_tea さま
葡萄畑がどこまでも続いていて本当に綺麗でしたよ。
日本にいるとなかなかこういう光景をみることはできないので・・・。
離れていっても、心のベースだけは持っていてもらいたいと思います(^^)
またいつか家族で旅行できる日があるでしょうか・・


>miffy さま
窓辺や看板、家そのものがとてもかわいいので、歩いているだけで
満足できますよね!
おかげさまで楽しい旅ができたと思っています(^^)


by rino (2008-11-07 08:42) 

rino

>みなさまへ

ブログをお読みくださり、いつも温かいナイスやメッセージを
本当にありがとうございます(^^)
by rino (2008-11-07 08:43) 

めぎ

すっかり遅れての、ブログお休みになってからのコメントでごめんなさい。
同じ町にこの夏行ったことを懐かしく思い出しながら、写真を拝見しました。本当に綺麗で可愛い町ですよね。
離ればなれに過ごしているお父さんと子どもたちのことをしっかり考えて家族旅行を企画するrinoさん、とっても素敵なお母様だなあ・・・たまたま身近に、子どもをお父さんから引き離してコンタクトを取らせずにいる人の例があって、その子どもがとっても悲しそうな淋しそうな顔をしていて、お父さんの方もとても苦しんでいるのを見ているものですから、rinoさんのあったかい人柄が非常に心に滲みました。お母さんのそういう心遣い、きっと子どもたちも感じ取って、あたたかい感情を持った大人に成長するだろうな、と思います。また、ご主人もそんなrinoさんだからこそ大切になさっているんでしょうね。
by めぎ (2008-11-08 06:35) 

rino

>めぎさま
いつもコメントありがとうございます♪
ドイツでも親子の関係は様々なんですね。
離婚率も多いですし、子供達のことを想像すると、とてもかわいそうなことだと思います。大人の事情も複雑なのでしょう。

大きくなってくると、思っているようにいかないのが子育てです。
今それを実感・・。やはり男の子には側に父親は必要だと感じる今日この頃です・・・。私としては母として、できるだけのことをしようといつも思っていますが、それも子供にとっては面倒だったり・・・(^^;)
それでも、ぶれないベースだけは作っておきたいですよね。
思い出作りのひとつとして、我家はおかげさまで旅行ができました♪
少しの間お仕事が立て込みますので、少しお休みさせていただくことにしました(^^)
by rino (2008-11-08 17:25) 

Inatimy

次の記事にコメント欄がなかったもので、こちらで連絡させていただきます。
実は、オランダを離れることになりました。 引越作業のため、しばらくブログをお休みします。 パソコンの環境が整い次第、再開しますので、今後ともどうぞよろしくお願いします♪
by Inatimy (2008-11-26 20:43) 

rino

>Inatimyさま

ご無沙汰していてすみません。
お引越しなんですね。。。
オランダの風景やお話、いつも楽しみにしていましたが、お引越し先からの風景もレポートもすごく期待していますよ(^^)
お引越し作業、新しい土地に慣れるまで、大変でしょうけれど、
お体に気をつけてがんばってくださいね(^^)
カモさんとご一緒ならば、どこででも大丈夫ですね♪私まで楽しみ♪
コメントありがとうございました。うれしかったです。こちらこそ、どうぞよろしくね(^^)
by rino (2008-12-01 07:50) 

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