イラン女性の服装 [イラン滞在記1995年~99年]
イランに行くことになった時、準備段階で気を使わなくてはいけない事は沢山あったのですが、
とりわけ服装の事もその大変な事の一つでした。
Lilac Daysのもとこさんの記事に大変興味深いイスラムの国々での服装や
貴重な体験談が掲載されています。
私も何回かに分かれるかもしれませんが、イランでの服装にまつわるお話をしてみたいと思います。
① 最低、腰は隠れるように、コートで身体の線を隠さなくてはいけない。
(腰や膝までのコートでしたら、当然ズボンをはかなければなりません。コートの下が
スカートでしたら、足首まである長いコートで足元まで隠さなければなりません。)
② 顔面と手首より先以外、肌を見せてはいけない。
③ 髪の毛を隠すスカーフ(ルサリーやヘジャブ)をしなければならない。
しかし、コートの色や柄は自由。(必ずしも黒でなくてよい。)
④ 公衆の面前では、たとえレストランで食事中であっても、どんなに暑くても
脱ぐことはできない・・・
などの制約や注意事項があったので、コートの生地の厚さやスカーフの素材など、
いろいろ考えあぐねました。
本格的に着るコート(足首まである長いコート:マント)はイランへ到着してから
現地で買えばいいと思いましたが、
とりあえず、自分がイスラム信者でなくても、たとえ観光目的の外国人であっても
イランに到着し、一歩イランの地を踏む瞬間からその宗教的服装をしなければなりません。
私は会社の前任者から、レインコートのような薄手のコートに綿素材のスカーフが良いという
情報をもらい、準備をしました。
イランへ到着する初日の私のいでたちは、スプリングコートのような白っぽい
薄手のトレンチ型のコートに、髪の毛ですべらないように綿素材のスカーフ
(シルクのスカーフでは髪の毛ですべってしまい、具合がよくありません。)
それに足は隠さなくてはなりませんから、当然パンツスタイルです。
イランの地に一歩踏み入れる瞬間からそのイスラム的服装をしなくてはならないのですから、
当然、飛行機の手荷物の中にスカーフを入れ、コートは手にしていなければなりません。
飛行機が着陸すると、機内でみな身支度を始めます。
イラン人やイスラムの人々は出発地からその格好をしていますが、信者でない外国人などは、
さっとコートを羽織り、馴れた手つきで三角にしたスカーフをあごの下で結び、にわかムスリムに変身するのです。
この長いコート(マントー)、スカーフ(ルサリ)はテヘランで購入したもの。 一歩家を出ると、いつもこのような格好でいなければならない。
イランの首都テヘランのメヘラバート空港。
外国の飛行機は真夜中の発着です。(現在の状況は未確認ですが、10年前は真夜中でした。)
入国審査も大行列しなければならないし、スーツケースも一人一人全部開けられて調べるので
ものすごく時間がかかります。検査が終わって外に出るまで何時間もかかる時もあるんです。
(その後の経験で、日によっては運が良く、ノーチェックの日もありました。)
幼い子供二人連れての真夜中の到着はとっても大変だし、
イスラムの国はそうでなくても衝撃的なので
フランクフルト経由にして、そこまで数ヶ月前に赴任していた夫が迎えに来てくれました。
敬虔なモスクを見学する時は、コートにスカーフという格好だけではだめで、このようにチャドルという 真っ黒な半円形の布で頭からすっぽり身体を被う。 外国人用のためなのか、モスクの入り口で貸し出してくれた。 チャドルにはボタンも留め金も紐もついてなく、手で合わせたり、口でくわえたりして、押さえて歩くのだ。
レストランで食事をする時もコートやスカーフを取るわけにはいかない。 私は一番初めにレストランに連れて行かれたとき、危うく、スカーフをなにげなく取ってしまうところだった。 あごの下で結んだスカーフは、慣れるまで食事のときはすごく違和感を感じたものだった。
テヘランへのフライトはイラン・エアーの直行便の他は、
まず、日本からヨーロッパの都市に飛んで、そこから、テヘラン行きに乗り換える方法があります。
ルフトハンザやエア・フランスや、アリタリア、KLM、BA・・などなど・・
ヨーロッパの航空会社の便は就航しています。ただし、テヘランでの発着は真夜中でした。
我家はヨーロッパの航空会社を使いました。単に夫の好み(?)で、
イラン・エアーでは、お酒のサービスがないからではないでしょうか・・・?
いや、他にも理由はあるのでしょうが・・。
イラン・エアーの方が発着が良い時間帯だったり、ファーストに乗ってもそれほど高価では
ないし、おまけにキャビアが食べ放題なんて・・良い一面もあると聞きましたが・・。
なぜか私は一度もイラン・エアーに乗ったことはありませんのです(笑)
塩の山見学。日本人の女性達。みなイランで買った色とりどりのコートを着ている。 イランは陽射しが強いのでサングラスをかける人は多い。(かけてない人もかけさせていただきました・・)
緊張して疲れていた私が見た真夜中のイランの空港は・・・
やっぱり衝撃的
初めて見るイスラムの国。
黒いコートにスカーフ、チャドルの女性、怖そうなヒゲの男性、
空港にあふれる人、人、人・・・・
とりわけ服装の事もその大変な事の一つでした。
Lilac Daysのもとこさんの記事に大変興味深いイスラムの国々での服装や
貴重な体験談が掲載されています。
私も何回かに分かれるかもしれませんが、イランでの服装にまつわるお話をしてみたいと思います。
① 最低、腰は隠れるように、コートで身体の線を隠さなくてはいけない。
(腰や膝までのコートでしたら、当然ズボンをはかなければなりません。コートの下が
スカートでしたら、足首まである長いコートで足元まで隠さなければなりません。)
② 顔面と手首より先以外、肌を見せてはいけない。
③ 髪の毛を隠すスカーフ(ルサリーやヘジャブ)をしなければならない。
しかし、コートの色や柄は自由。(必ずしも黒でなくてよい。)
④ 公衆の面前では、たとえレストランで食事中であっても、どんなに暑くても
脱ぐことはできない・・・
などの制約や注意事項があったので、コートの生地の厚さやスカーフの素材など、
いろいろ考えあぐねました。
本格的に着るコート(足首まである長いコート:マント)はイランへ到着してから
現地で買えばいいと思いましたが、
とりあえず、自分がイスラム信者でなくても、たとえ観光目的の外国人であっても
イランに到着し、一歩イランの地を踏む瞬間からその宗教的服装をしなければなりません。
私は会社の前任者から、レインコートのような薄手のコートに綿素材のスカーフが良いという
情報をもらい、準備をしました。
イランへ到着する初日の私のいでたちは、スプリングコートのような白っぽい
薄手のトレンチ型のコートに、髪の毛ですべらないように綿素材のスカーフ
(シルクのスカーフでは髪の毛ですべってしまい、具合がよくありません。)
それに足は隠さなくてはなりませんから、当然パンツスタイルです。
イランの地に一歩踏み入れる瞬間からそのイスラム的服装をしなくてはならないのですから、
当然、飛行機の手荷物の中にスカーフを入れ、コートは手にしていなければなりません。
飛行機が着陸すると、機内でみな身支度を始めます。
イラン人やイスラムの人々は出発地からその格好をしていますが、信者でない外国人などは、
さっとコートを羽織り、馴れた手つきで三角にしたスカーフをあごの下で結び、にわかムスリムに変身するのです。
この長いコート(マントー)、スカーフ(ルサリ)はテヘランで購入したもの。 一歩家を出ると、いつもこのような格好でいなければならない。
イランの首都テヘランのメヘラバート空港。
外国の飛行機は真夜中の発着です。(現在の状況は未確認ですが、10年前は真夜中でした。)
入国審査も大行列しなければならないし、スーツケースも一人一人全部開けられて調べるので
ものすごく時間がかかります。検査が終わって外に出るまで何時間もかかる時もあるんです。
(その後の経験で、日によっては運が良く、ノーチェックの日もありました。)
幼い子供二人連れての真夜中の到着はとっても大変だし、
イスラムの国はそうでなくても衝撃的なので
フランクフルト経由にして、そこまで数ヶ月前に赴任していた夫が迎えに来てくれました。
敬虔なモスクを見学する時は、コートにスカーフという格好だけではだめで、このようにチャドルという 真っ黒な半円形の布で頭からすっぽり身体を被う。 外国人用のためなのか、モスクの入り口で貸し出してくれた。 チャドルにはボタンも留め金も紐もついてなく、手で合わせたり、口でくわえたりして、押さえて歩くのだ。
レストランで食事をする時もコートやスカーフを取るわけにはいかない。 私は一番初めにレストランに連れて行かれたとき、危うく、スカーフをなにげなく取ってしまうところだった。 あごの下で結んだスカーフは、慣れるまで食事のときはすごく違和感を感じたものだった。
テヘランへのフライトはイラン・エアーの直行便の他は、
まず、日本からヨーロッパの都市に飛んで、そこから、テヘラン行きに乗り換える方法があります。
ルフトハンザやエア・フランスや、アリタリア、KLM、BA・・などなど・・
ヨーロッパの航空会社の便は就航しています。ただし、テヘランでの発着は真夜中でした。
我家はヨーロッパの航空会社を使いました。単に夫の好み(?)で、
イラン・エアーでは、お酒のサービスがないからではないでしょうか・・・?
いや、他にも理由はあるのでしょうが・・。
イラン・エアーの方が発着が良い時間帯だったり、ファーストに乗ってもそれほど高価では
ないし、おまけにキャビアが食べ放題なんて・・良い一面もあると聞きましたが・・。
なぜか私は一度もイラン・エアーに乗ったことはありませんのです(笑)
塩の山見学。日本人の女性達。みなイランで買った色とりどりのコートを着ている。 イランは陽射しが強いのでサングラスをかける人は多い。(かけてない人もかけさせていただきました・・)
緊張して疲れていた私が見た真夜中のイランの空港は・・・
やっぱり衝撃的
初めて見るイスラムの国。
黒いコートにスカーフ、チャドルの女性、怖そうなヒゲの男性、
空港にあふれる人、人、人・・・・
本当に大変そうですね。暑い時も脱げないなんて・・・
食事時のあごの下のスカーフは気になるし。。。
うむむむむ。私は無理ですねぇ。食べることが大好きな私にとって
食事時のイランの服装は耐え難いです(笑)
rinoさま素晴らしいです。
また教えてください。いろいろと。
世界が広がりますね。
by naomama7 (2008-03-05 17:14)
おおおおお!
食事の時のスカーフはやっぱり鬱陶しいだろうなあ・・・
でも、髪が落ちてこないからかえって気持ちいいかしら・・・
いつもコートを羽織るということは、中はどうでもいいわけで、結構たらんとした格好をしていられるのかしら??だとしたら、締め付けられるものがなくて楽かも??
などと、想像を(妄想を)繰り広げております。
貴重な体験談、ありがとうございます。とっても興味深いです!
by めぎ (2008-03-05 18:06)
実際に滞在されたrinoさんのお話は、一つ一つが、衝撃的でとても勉強になることばかりです。
服装にしろ、飲酒にしろ、妥協のない厳格な戒律のなかで生活されるというのは、とまどいと過度のストレスが想像されます。言うのは易しですが、厳しいんだな・・とつくづく思います。
最後の集合写真、皆様の笑顔がとても素敵ですね!!
by 自由人 (2008-03-05 18:27)
厳格な戒律ですね。
生まれたときからその環境であるのと、異なる世界からやってくる者とでは感じ方が全く違う事でしょうから慣れるのも中々タイヘンでしょうね。
まして好きで行く人と仕事で行く人も違うでしょうし、その家族ともなればご苦労もひとしおですね。
その中で楽しみを見付ける事って素敵に過すコツですね。(´・ω・`)
by julliez (2008-03-05 19:03)
>naomama7さま
暑い時も脱げないから、コートは薄手のものです。
冬も基本的に車移動だから、一年中同じコートでOKなんです。
食事のときのスカーフはだんだん慣れてきますよ。スープのときは
ちょっと押さえたりして・・。
by rino (2008-03-05 19:31)
>めぎさま
そうなんです。コートの下は何でもいいんですよ。
私はテニスをやっていましたから、テニスに行くときは
長いコートを着ていれば、その下は短パンにノースリーブでも
OK!それに確かにボロ隠しになりますから、
知り合いの家に上がる以外は、外に出ても家に帰ってくるまで絶対に
脱ぐことはありませんからか全く楽なんです。
現地の貧しい人達にとってはありがたいボロ隠しにもなるんです。
by rino (2008-03-05 19:39)
>自由人さま
はじめは戸惑うことも多かったですが、こんな言い方しては
失礼かもしれませんが、一生住むわけではないので、それを
楽しんでいた部分もありました。又一方で、確かにストレスも
あったと思います。でもそんな中で同じような境遇で過ごしている
日本人同士の連帯感はとても貴重なものでした。
by rino (2008-03-05 19:44)
>julliez さま
やはり、この環境に慣れなくて楽しめない方もいらしたと思います。
いろいろな事が思うようにはなりませんから、それを
苦に感じると生活は大変だと思います。
そんな中で日本人同士の助け合いは本当に癒されました。
by rino (2008-03-05 19:47)
違う文化圏に入って生活はやはり郷に従えっていうことに
尽きるのですね。
それは相手を敬う事にもなりますね、異文化体験は人生の幅を広げてくれると思うのでいい体験されましたね。
by いっぷく (2008-03-05 20:06)
ほんと、勉強になります☆知らないことばかりで、日本でぬくぬくと生活してきた自分にとっては未知の領域ですね~。ご苦労もさぞかしと。。文化の違いは生活するにはしんどいことも多々ありますね。毎回申しますが、貴重な体験ですよね。
by 夢空 (2008-03-05 21:14)
そうなんですよね~
イランに行きたいけど躊躇しているのはそのコートとスカーフをいつも着用してなきゃいけないってことなんです。
他のイスラム諸国ではモスクに入るときにねずみ男が着てるようなマントみたいなのを貸してくれるだけで、あとは普通の格好でも全然大丈夫でしたから・・・
by miffy (2008-03-05 21:58)
たんたんと書かれていますが、慣れるまで大変だったでしょうね。
めぎさんと同じ感想ですが、体型もカバーできそうなので、
ついずぼらになり太りそう。^^;
by noie (2008-03-05 22:35)
日本人同士の支えあいというのは大切ですね。
特に馴染みのないイスラム圏では、より大切なものであったと思います。
テニスをする時はコートを脱いでいいのですか?
マントひらひらテニスというのを想像してしまいました(^^;)
貴重なお話、知らないことだけらけでいつも勉強になります。
by mint_tea (2008-03-05 22:47)
本当に異次元空間って感じがします。これぞ「異国」というか。
もし、万が一、女性がちょっと肌を見せたりスカーフを取ったりしてしまうと、どうなってしまうのでしょう?それを見たあちらの方々はどんな感覚になるのでしょう?
こういった習慣に慣れない日本女性が行くと、年中緊張していなくてはならず、大変だろうなあと思いました。
by bonheur (2008-03-05 23:37)
すごく興味深く読ませていただきました。
その国の文化ってすごいことなんだなぁと・・・
いつも布に覆われた生活で、暑苦しいことはないのかなぁ。
日焼けしなくていいかなぁ。
などなど、勝手に想像してしまいました。
by gehirn (2008-03-06 06:52)
はじめまして。
めぎさまのblogより飛んで参りました。
色々な発見がございました。
これからも拝見させて頂きたいと存じます。
by kojirou (2008-03-06 11:07)
記事を読ませていただいて、まったく文化も宗教も違うrinoさんの、
不安な気持、とまどいなどがよくわかりました。おかげさまで、
イランの実情についておおいに勉強になりました。
ありがとうございました。
by やおかずみ (2008-03-06 11:35)
革命とは凄いものですね!私の方のミニゴルフの写真では体の線の見えるジーンズにミニスカートです。これで街中もずっと歩いていました。
慣れるまで随分はらはらなさったでしょうね・・・
とっても興味深く読ませていただきました。
by もとこさん。 (2008-03-06 18:11)
す・凄いです~
初めて知ること、見ることばかりです
いつもありがとうございます
大変そうですけど一度着てみたい 町を歩いてみたいです~
スカーフしたまま食事なんて日本では「お行儀悪い」ですけどね
お口動かすの大変でしょうね
by ひろママ (2008-03-06 20:40)
真夜中のイランの空港・・・インパクト強そうですね!
私がドイツにいた時、イスタンブールに行ったのですが、そこもかなりインパクトがあって怖かったです^^;
by Ballacki (2008-03-06 23:04)
もとこさんの記事でも、先日、チャドルのことをやイスラムの厳しい戒律のことを知り、きっと行くことないであろう国だけに、とても興味深く読ませていただきました!入国時早々、宗教的服装着用なんですね。。。
以前、ブルネイやマレーシアに行った時、モスクの入口などで、私も"にわかイスラム教徒"の格好をさせられたのを思い出しました...^^!
by Mimosa (2008-03-06 23:55)
イスラム圏は一度は行ってみたいと思うものの、ちょっとハードルが高い感じがします、自分としては。
by くまお (2008-03-07 00:49)
こちらでも、スカーフ姿の女性は頻繁に見かけます。 でも、よく見ると、単に待ち針で留めているだけのようで、ビックリでした。
強風・突風が多いので、スカーフを頭に巻くのって、いいかもね、と友達と話してたんですよ。 髪の毛にホコリがつくのも防げるし。
by Inatimy (2008-03-07 01:27)
服装といい、男尊女卑といい、ラマダンといい、窮屈な国ですね。
by Baldhead1010 (2008-03-07 07:54)
>いっぷくさま
大変なこともありましたが、楽しくて良い体験になりました。
まさに「郷に入れば郷に従え」で生活すれば、それは又すごく
楽しい生活になるのだという経験をしました。
>夢空さま
やはり、見るのも聞くのも初めてのことも多かったですので、
最初は緊張もして生活していたかもしれませんね。
でも、努めて家の中では日本的に過ごしていました。
>miffyさま
服装に関しては、旅行者にも厳しいですからかなり大変だとは
思います。私だって、その格好をするのが最初はすごく
恥ずかしかったものです。
>noieさま
そうねんですよ。身体の線を隠さなければならないので
コートはゆるゆるのものです。
中はなんでもいいのですから、公衆の面前や、たとえ家の中でも、
他人男性がいれば脱がなくてよいのですから、
下にパジャマ着ててもわからないってことです。(^^)
>mint_teaさま
また、このことは記事にできるかもしれませんが、
基本的にイランでは女性がこのような激しいスポーツをする
環境ではないのです。
それに、女性同士ならともかく、男性と一緒にスポーツをするなんて
いうのはありえません。
イラン女性でスカーフをしたままテニスをしていたのを見たことはあります。その時はコートは着ていませんでした。
でも、私達日本人がテニスをする時は貸切の塀で囲われたコートで
または、テニスコートのあるお宅で・・やりますので、
全く日本と同じ状況(服装)でした。
ただし、公衆の面前ではない、という条件がクリアーできてないと
だめですが、それでも、厳しく取り締まりがあり、
テニスコートを借りられないということもあったと聞いたこともあります。
>bonheur さま
とってもこの質問わかります。
コートやスカーフなしで歩いていたら・・・きっと風紀警察に捕まる
でしょう。
髪の毛ですべってスカーフが取れてしまうことってたまに
あったのですが、その時は近くのイラン人が「取れてるよ」って
注意してくれました。
by rino (2008-03-07 08:24)
>gehirn さま
手足は日焼けをしないのでいいですよ。
でも、囲われたプライベートなテニスコートでコートを脱いで
テニスをしていたのですっかりイランで日焼けしました。
夏でもコートを着ているのですが、車の中などは暑いですが、
乾燥しているので以外と大丈夫でした。
>kojirouさま
はじめまして!お越しくださりありがとうございます。
私の思いで話ですが、よろしくお願いします。
>やおかずみさま
大変なこともありましたけど、郷の中へ入ってしまえば、
意外となんとかなるものだなと思いました。
やはり「自分は外国人なんだ」という甘えもあったと思います。
>もとこさま
革命前とは本当にすごい違いがありますね。
本当にあの土地をミニスカートで歩いていた女性がいたなんて
想像がつかないくらいです。
もとこさんのお話はすごく勉強になりました。
>ひろママさま
スカーフをしたまま部屋の中にいるなんて、帽子をかぶったまま
食事をするような感覚ですよね!
私も初めはすごく違和感がありました。
でもそれが本当に慣れっこになるんです。面白いですね。
また記事にしてみようと思っていますので読んでくださいね。
>Ballacki さま
テヘランの真夜中の空港は・・・次回のブログをお楽しみください。
イスタンブールもヨーロッパとアジアの間にあって興味深い国
ですよね。同じイスラムの国でも戒律はゆるくて、外国人も割と
自由なので過ごしやすいです。
>Mimosaさま
イランに入国をする時は、飛行機の手荷物の中にスカーフと
コートを入れておくのを忘れるわけにはいかないんですよ。
モスクではその上にチャドルという大きな黒い布をまとうんです。
>くまおさま
イランへの個人旅行はちょっと大変かもしれませんが、
日本からのツアーもたくさんあります。ツアーなら安心ですが、
現在の渡航安全状況は微妙なので確認は必要です。
同じイスラム圏でもトルコなどはわりと何でも自由ですよ。
>Inatimyさま
スカーフの巻き方って各国お国柄などもあるのでしょうね。
でも針でとめてあるのにはびっくりですね。
スカーフは冬はとっても暖かくて逆に良かったですよ!
> Baldhead1010 さま
私もイスラムについて素人ですが、女性の服装を初めとする扱いは
男尊女卑というとりかたあるし、女性保護という考えもあるんです。
ラマダンについてはまた記事にできたらと思っています。
by rino (2008-03-07 10:16)
はじめまして♪
私もイランに行った時は自前のマグナエを用意しましいた。
イランの寺院はあまり参観しないツアーだったので、チャドルを
貸し出されるということはありませんでしたが。。。。
イスラム圏を女性が旅するのは結構大変ですよね。
イラン以外にシリアが結構厳しかった様に思います。
イスラム圏に行くと、本当に異国に来た、という気持ちになりますね。
by dates (2008-03-07 18:01)
コートの下は何を着てもOKなんですね。
・・・だらしなくなりそう^^。
一日中パジャマでもいいし~、
髪は寝癖だらけでもスカーフで隠れるし♪
体の線が見えないから、3段バラもOKね♪
・・・・私がイランに住んだら、確実に肥満し、
コートの下は大変なことになるでしょう。
by なお (2008-03-07 19:54)
>datesさま
はじめまして!お越しいただきありがとうございます!
dates様はご旅行ですか。
マグナエはぴったりあうサイズにするにはご自分で作られるのが
一番なのでしょうが、それにしても準備万端ですごいです。
私はイランのほかはドバイとイスタンブールしか行ったことが
ないので、他の国の事情はよく知らないのですが、イスラム圏を
旅すると、異国情緒はたっぷりありますよね。
>なおさま
そうそう・・楽ですよ~~
だから私も人と会う以外はカジュアルな格好でした。
でも、G パンぐらいは・・・
運動をしないと、外の移動は車だったので確実に太ってしまいますね。
by rino (2008-03-08 07:26)
いつもお越し頂きありがとうございます。♪
日本に生まれて幸せと感じます。
毎回楽しみにしてます。
by オデコ (2008-03-08 10:14)
>オデコさま
こちらこそ、いつもありがとうございます!
外国の良さや美しさや、興味深い文化を目の当たりにし・・
そして、やはり私も日本に生まれて幸せと改めて感じます。
by rino (2008-03-08 10:32)
とても興味深く拝見させていただきました。
異文化の中での生活体験は色々大変なことが
おありと思いますがとても貴重な良い体験ですね。
by miniyon (2008-03-08 18:30)
ほぉ、たとえ外国人でも厳しい規律に従わなければ
ならないのですね。
チャドル、口でくわえるのですか? アゴが疲れそう・・・
小さなお子様を連れて、ほ主人が待っていたといえども
大変だったでしょうね・・・・
貴重なお話、次回も楽しみにしております。
by マダム・リー (2008-03-08 22:24)
>miniyonさま
コメントありがとうございます!
いろいろなことが物珍しく、とまどいもありましたが、
なんとか楽しく生活することができました。
>マダム・リーさま
チャドルと呼ばれる黒い布は手で押さえて歩きます。
手が使えないときは変わりにちょっと口でくわえたりして・・・
チャドルの下には一番上にある写真のような
長いコートも着るんです。
出発前の方が精神的にもいっぱいいっぱいになってました^^;
by rino (2008-03-09 20:19)