ゴルド [南仏プロヴァンス2010年2月]
南仏旅行の続きです。
2月14日
3日目
アヴィニョンの時計台広場に面した小さなホテルに泊まった翌日の朝食。
さて、
この日は私がかねてから行きたいと思っていたリュベロン地方の村を訪ねることに。
ゴルドは鉄道では、ちょっと行きづらい。やはりレンタカーかタクシーを借り切って行くしかないようだけど、夏にはバスツアーもあるよう。
リュベロン地方は大部分が自然公園に指定されている山地で、春~秋にかけてはのどかな田園風景が広がる地帯。たくさんの小さな石造りの村が点在する中で訪れたのは、ゴルドGordesという村。
ゴルドは「フランスの最も美しい村」に認定されている。
フランスの最も美しい村協会→★
「フランスで最も美しい村」とは、これといった観光名所はないけれど、質の良い遺産を多く持つ何か魅力のある田舎の小さな村を「美しい村」として認定する制度。人口が2000人を超えないこと、最低2つ以上の遺産(景観、芸術、科学、歴史の面で)があることなどが認定の条件で、フランス全土に現在150の「美しい村」がある。村をあげて保護のために政策が行われているので「美しい村」に認定された村ならどこを訪れても、フランスの田舎らしい趣ある風景に出合える。
2008年8月アルザス地方の「フランスで最も美しい村」を訪れた時の記事もよろしかったらどうぞ。
エギスハイム→★
リクヴィール→★
アヴィニョンから3~40分だったか、車を走らせていくと、
「あ、見えた・・!」・・と、このゴルドの村が見えたときは感激。
丘の頂の古城に向かって石造りの家々が階段状に折り重なっている。
ゴルドはそれが見事に美しい景観となっている。
別の角度からのアップの写真はこんな感じ。よくまぁ、こんな山に上手に家を作っていること。このように素朴な石造りの家が山に張り付いている景観がとても美しく見える。
山の一番上まで車で上がっていくと、ここは小さな広場になっているのだけど、やはりオフシーズンなので観光客はほとんどいない。
この日は日曜日の午前中。人の気配もあまりなかったのだけど、パン屋さんが一軒開いていて、ここから時折バゲットをかかえたおじいさんやおばさんが出てくる。
少し降りて、表を除いてみると・・
視界が開けて、このゴルドの村からリュベロン地方の谷が見渡せた。冬のどんよりした天気ではあまり綺麗には見渡せなかったけど。
ゴルドの村は石畳の細い道がこんな風に。
ゴルドはリュベロン地方の村の中では観光地化された村と書いてあったけど、この時期、この小さな村は本当に何もなくて、レストランが数軒あいていたようだけど、まだお昼には早いし、次にどこへ向かおうかとガイドブックを見ると、ゴルドから2キロ先の深い谷に囲まれたセナンク修道院というのがあるので見に行くことに。
禁欲的な生活で知られるシトー会の修道院・・現在も祈りと労働だけの中世さながらの規則正しい修道生活が行われているそう。よけいな装飾物がいっさいない簡素な建物だけの美しさがそこにはあった。キリストの宗派のことは全く知識もなくよくわからないけど、シトー会っていうと、以前読んだダヴィンチ・コードに出てきて、ちょっと怖いイメージがあった。あのストーリー自体がミステリアスだったからかもしれないけど・・。
ラベンダー畑が周りを取り囲んでいて、7月8月になればきっとラベンダー色の中にこの修道院が浮かび上がって、香りがこのあたり充満するのだろうな。
ゴルド方面へもう一度もどってきて、車をとめてまた写真撮影。
フランスの最も美しい村のひとつ、ゴルド。
この遠くからみる村の姿がやっぱりとても美しい・・。
ゴルドGordes
2月14日
3日目
アヴィニョンの時計台広場に面した小さなホテルに泊まった翌日の朝食。
さて、
この日は私がかねてから行きたいと思っていたリュベロン地方の村を訪ねることに。
ゴルドは鉄道では、ちょっと行きづらい。やはりレンタカーかタクシーを借り切って行くしかないようだけど、夏にはバスツアーもあるよう。
リュベロン地方は大部分が自然公園に指定されている山地で、春~秋にかけてはのどかな田園風景が広がる地帯。たくさんの小さな石造りの村が点在する中で訪れたのは、ゴルドGordesという村。
ゴルドは「フランスの最も美しい村」に認定されている。
フランスの最も美しい村協会→★
「フランスで最も美しい村」とは、これといった観光名所はないけれど、質の良い遺産を多く持つ何か魅力のある田舎の小さな村を「美しい村」として認定する制度。人口が2000人を超えないこと、最低2つ以上の遺産(景観、芸術、科学、歴史の面で)があることなどが認定の条件で、フランス全土に現在150の「美しい村」がある。村をあげて保護のために政策が行われているので「美しい村」に認定された村ならどこを訪れても、フランスの田舎らしい趣ある風景に出合える。
2008年8月アルザス地方の「フランスで最も美しい村」を訪れた時の記事もよろしかったらどうぞ。
エギスハイム→★
リクヴィール→★
アヴィニョンから3~40分だったか、車を走らせていくと、
「あ、見えた・・!」・・と、このゴルドの村が見えたときは感激。
丘の頂の古城に向かって石造りの家々が階段状に折り重なっている。
ゴルドはそれが見事に美しい景観となっている。
別の角度からのアップの写真はこんな感じ。よくまぁ、こんな山に上手に家を作っていること。このように素朴な石造りの家が山に張り付いている景観がとても美しく見える。
山の一番上まで車で上がっていくと、ここは小さな広場になっているのだけど、やはりオフシーズンなので観光客はほとんどいない。
この日は日曜日の午前中。人の気配もあまりなかったのだけど、パン屋さんが一軒開いていて、ここから時折バゲットをかかえたおじいさんやおばさんが出てくる。
少し降りて、表を除いてみると・・
視界が開けて、このゴルドの村からリュベロン地方の谷が見渡せた。冬のどんよりした天気ではあまり綺麗には見渡せなかったけど。
ゴルドの村は石畳の細い道がこんな風に。
ゴルドはリュベロン地方の村の中では観光地化された村と書いてあったけど、この時期、この小さな村は本当に何もなくて、レストランが数軒あいていたようだけど、まだお昼には早いし、次にどこへ向かおうかとガイドブックを見ると、ゴルドから2キロ先の深い谷に囲まれたセナンク修道院というのがあるので見に行くことに。
禁欲的な生活で知られるシトー会の修道院・・現在も祈りと労働だけの中世さながらの規則正しい修道生活が行われているそう。よけいな装飾物がいっさいない簡素な建物だけの美しさがそこにはあった。キリストの宗派のことは全く知識もなくよくわからないけど、シトー会っていうと、以前読んだダヴィンチ・コードに出てきて、ちょっと怖いイメージがあった。あのストーリー自体がミステリアスだったからかもしれないけど・・。
ラベンダー畑が周りを取り囲んでいて、7月8月になればきっとラベンダー色の中にこの修道院が浮かび上がって、香りがこのあたり充満するのだろうな。
ゴルド方面へもう一度もどってきて、車をとめてまた写真撮影。
フランスの最も美しい村のひとつ、ゴルド。
この遠くからみる村の姿がやっぱりとても美しい・・。
ゴルドGordes
ふーーーってため息が出るほど、魅力的な町ですね。
霞んで見えるところも魅惑的。
いつか南仏もゆっくりまわってみたいものです。
この週末はまた妙に寒くなりましたけど、どうぞお気をつけて楽しんでくださいね!
by めぎ (2010-03-06 07:25)
見晴らしがよくって、鳥の目線で見てるかのよう。
私もこんなところでバゲット買ってみたい。
夏は観光客でいっぱいかな。
ゴルドか・・・覚えておこうっと♪
by Inatimy (2010-03-06 08:46)
キレイですね~~
いいな 余裕のある日程のご旅行
行きたいけど・・・・
我が子は絶対 付いて来るわ 笑
by chunta (2010-03-06 19:26)
素朴な感じの確かに、美しい村ですね。小説に出てきそう~石造りの家なんかいい感じですよね。近代的なところがなくてゆっくり観光するにはぴったりなところでしょうか、ダ・ヴィンチコード・・・う~んあれですね。キリスト教といってもいろいろあるんですよね、何かミステリアスな教会だわ~(^_^;)
by マリエ (2010-03-06 19:57)
南仏、いいですね。
時間をかけてゆっくり回りたいです。
美しい村は全部で150もあるのですね~(*^^*)
by noie (2010-03-07 00:05)
素敵な町。下から見ると、要塞みたいですね。
勾配があるから、見て回ると結構息が切れそうかも。
お天気のせいかミステリアスで、現代じゃないみたいな風景に
見えますね。
by nachic (2010-03-07 09:29)
ピーター・メイルの南仏プロヴァンスの12ヶ月の中でリュベロン地方はたくさん紹介されてましたね。
石造りの町の路地素敵ですね~
夏は観光客がこの路地いっぱいに溢れてるんでしょうね。
by miffy (2010-03-07 11:43)
ゴルドのこの風景はよく覚えていますが、村の中には行きませんでした。
こんな様子なんですね。この村のよく見える所から眺めましたが多分同じ場所のようです。フランスでもっとも美しい村とは知りませんでした。
シトー会の修道院はラベンダーが咲いている時期だったのでラベンダーを買うことができました。やはり時期だっただけに訪れる人が多かったですね。
by いっぷく (2010-03-07 13:12)
まだフランスは足を踏み入れてないので、6月か7月に行く予定ですが
どこに行ったらよいのやら・・・まずはパリ周辺かなと。
by gehirn (2010-03-07 14:02)
南フランスの村の雰囲気、住みたくなってしまいますね^^。
by Krause (2010-03-08 17:19)
山の斜面によく器用に造ってるなあ、と思うのがやはり印象です♪
それにしても、オフシーズンだと、本当にひとっこひとりいませんね。
人がいないというと、前に自分が行ったルクセンブルクを思い出しました。
住人もいるのでしょうが、それを感じさせない落ち着いた雰囲気がいいですね!!
人のいない路地の風景は絵葉書のように見えます。美しい村ですね~(^_^)v
by 自由人 (2010-03-10 08:18)
>めぎさま
冬でどんより。写真がほとんど霞んでしまいました。
このプロヴァンスの辺り、レンタカーですと、結構周るところが沢山ありますよ。いつかぜひ(^^)
> Inatimy さま
この辺りは同じように丘にはりついたように石造りの村が点在しています。ゴルドもそのひとつですが、魅力ある村がたくさんあるのでいつかぜひ訪れてみてください(^^)
>chunta さま
子供の受験やら部活やら・・、なかなか、家族そろっての旅行は難しくなってきますね。でも大人になってしまったらそれもなかなか難しいので今のうちにご家族で旅行っていうのもいいと思いますよ~(^^)
>マリエさま
宗教のことがよくわからないのですが、歴史ある建物や場所を訪れることが多いので、もう少し知識を持っているとよいな、といつも思います。思うだけなんですが。。素朴な石造りの村はとても綺麗でした(^^)
>noieさま
フランスの美しい村に認定されているのは150もあるそうで、私も周ってみたいな~と思います。ここ数年、フランスを旅行することが多いのですが、まだまだフランスは奥が深いな~と(^^)
>nachic さま
確かに写真で見ると、人の気配もなくて、とってもミステリアスに見えますね。。実際人があまりいなくて、静かでした。勾配はたしかにありますが、あまり大きな村ではないので、すぐに行き当たってしまいます。
>miffy さま
私、プロヴァンスの12ヶ月を読んでないんです。それで随分日本でもプロヴァンス人気になったんですよね。あまりに閑散としていて、夏はどんな感じになるのか、想像がつきませんが、夏にも来てみたいですね(^^)
>いっぷくさま
セナンク修道院はやはりラベンダーの時期に行くべきですね。きっと紫色と香りにつつまれてすてきでしょうね~
ゴルドの村は本当に小さくて、それでも夏は賑わうのでしょうが、このときは本当に何もなかったです(^^)
>gehirn さま
6月か7月だったら最高の季節ですね~(^^)
パリも見所が沢山ですから、きっと毎日充実されると思いますよ。いいですね~♪
>krauseさま
そうですね。食事は美味しいし、こんなところに住んでみたいですね。
実際、この地方は多くの著名人が別荘を競って買うらしいですよ(^^)
>自由人さま
覚えてますよ。自由人さんのルクセンブルグ(^^)
本当にこちらも人がいなくて、寂しい感じでした。夏でごった返すのもどうかと思うのですが、あまり閑散としてるのもね。。でも落ち着いた雰囲気は味わうことができました(^^)
by rino (2010-03-11 02:46)
ゴルドもセナンク修道院も夏の猛暑の時に訪れました。
冬の景色も落ち着いた風情があっていいものですね。
ゴルドの村の全景、圧巻ですよね~。また訪れたい村のひとつです。
by Mimosa (2010-03-14 00:43)
お天気の影響もあるのか写真から想像するのはまるで時間が止まっているかの様な…中世時代からこの街は変わっていないのではないかと思わせますね。こういう所をゆっくりと歩くのってのんびりできて良いですね♪
by Otonari-san in Robert (2010-03-16 23:48)